岩盤浴のデメリットを徹底解説！知れば対策できる９つのポイント

岩盤浴は、その心地よい温もりと健康に対するさまざまなメリットで人気が高まっています。しかし、この癒しの時間が誰にとっても完璧な体験とは限らないことをご存知でしょうか。

実は、岩盤浴には注意すべきデメリットも存在するのです。私自身はサウナが好きで今も定期的に通っていますが、その過程で岩盤浴にも興味を持ち、入浴方法から注意点まで徹底的に調べてみました。結論から言うとメリットとデメリットは表裏一体で知識さえ知っていれば対策できるものばかりだということです。

この記事では、岩盤浴をより安全に楽しむために知っておくべき9つのポイントを詳しく解説します。岩盤浴の隠れたリスクを理解し、後悔のない健康的なリラックスタイムを過ごしましょう。

岩盤浴の基礎知識

岩盤浴とは、温められた岩盤の上に寝転んで身体を温める入浴方法です。岩盤からは遠赤外線やマイナスイオン、微弱電流など鉱石によって身体の内側から温めて様々な効果が期待できます。

岩盤浴の歴史と起源

起源はローマ時代まで遡るとされていますが、岩盤浴はもともと温泉地の地熱で温められた天然の鉱石にゴザなどを強いて寝転んでいたことが始まりと言われています。簡単に言うと水のない温泉にないっている感覚でしょうか。

日本の発祥の地は秋田県玉川温泉と言われていますよ。

岩盤浴の特徴と効果

岩盤浴は使用される鉱石によって効果も変わってくると言われています。施設によって使っている鉱石が違うので、事前に確認するのがおすすめです。

以下が一般的に使われている鉱石の一覧です（
他にもあるので自分の施設を利用するときに確認してみましょう）。

発汗とデトックス、美容と美肌への影響

岩盤浴は美容と美肌に良いとされています。岩盤浴は身体を内側からじんわりと温めることで皮脂腺から老廃物や毒素が排出され、いわゆるデトックス効果が期待できます。

この時に皮脂膜が新しく作られ天然の保湿クリームの役割をしてくれます。結果、肌はツルツル、新陳代謝が高まり肌のターンオーバーも促進されれて好循環が生まれます。

皮膚の弱い人は、岩盤浴によって皮膚トラブルが生じることもありますので、事前にパッチテストを行うなどの対策をとると良いでしょう。

岩盤浴のメリットとデメリット

冒頭でも書きましたが、岩盤浴のメリットとデメリットは表裏一体になっています。事前に知って対策しておくことでデメリットはメリットにも置き換わると言えるでしょう。

岩盤浴のメリットと期待できる効果

岩盤浴は身体の内部からじっくり温めることができるので、内臓の働きを向上させることができます。また冷え性や美肌効果もあると言われています。皮脂腺から老廃物や毒素が排出されることからデトックス効果も期待できますよ。

その他をまとめると

• 横になってリラックスできる
• 音楽を聴いたり、読書が可能
• 45℃程度の熱さなので身体への負担が少ない
• 使用時間の制限がないので時間に追われずゆっくり入れる
• 男女共用の施設があるため、カップルで入浴も可能

時間に余裕があり、リフレッシュを目的に使う人が多いイメージがあります。その他にはダイエットや体質改善の人もいますね。

岩盤浴のデメリットと注意すべき点

メリットをいつくかみてきましたが、人によってはそれがデメリットになっている人もいます。それも踏まえて一般的にデメリットと言われているポイントを解説していきます。

すぐに汗が出ないので時間がかかる

岩盤浴はじんわりと汗を出す入浴法なので時間に追われている人には不向きです。逆にストレスになる可能性があるので時間には余裕を持っていくことをおすすめします。

サウナよりも施設が少ない

近年サウナ施設が増加している中、岩盤浴の施設はそこまで増えていない気がします。地域差はあるかと思いますが、自分の行動範囲に施設がない場合は利用しにくいでしょう。

館内着を着て岩盤浴に入るので汗で濡れると気持ちが悪い

岩盤浴は館内着を着て身体を温めるので、汗が出てくると館内着も濡れてきて、それを不快に思ってしまう人もいます。事前に知っているだけでそういうものなんだと思えるはずです。

休憩時間を長く取りすぎると身体が冷えてしまう

岩盤浴の入り方は
仰向け5分〜10分→うつ伏せ５分〜10分→休憩5分程度とされています。個人差はありますが休憩時間が長すぎると身体が冷えて逆効果になる可能性があります。

寝ている人のいびきがうるさい時がある

岩盤浴に限らず、寝ている時にいびきがうるさくてリラックスできない場合があります。今はノイズキャンセルができるイヤホンや耳栓を事前に準備をしておくことでちょっとしたストレスを軽減することができますよ。

効率的に体全体を温めるのが難しい

じっくりゆっくり温めるメリットがある中岩盤に面している部分を中心に温めるのでうつ伏せと仰向けを交互に繰り返すのが面倒になる人がいます。

寝返りを打つ感覚だと思い割り切ることで、そこまでデメリットにはならないのかと個人的には思います。

敷き詰めた石をの上に寝る場合は衛生面に不安がある

岩盤の上や玉石の上にタオルを敷き、その上に寝転がるのかが岩盤浴の入浴方法です。

そのため、汗が染み込んだ石の上に寝転がるのが不安だと思う方がいます。潔癖症で気になりだすと、リラックスするどころではないのかもしれません。

ただ、これは岩盤浴に限らず、潔癖症の人は共同で何かを使う施設自体がNGなのかもしれませんね。

ダイエット効果は実感しにくい

岩盤浴は身体の代謝機能を向上させてくれる効果が期待できます。つまり痩せやすい体質になっていくわけです。誤解してはいけないのは岩盤浴に入っていたらダイエットができるわけではなく

痩せやすい体質を手に入れて、運動や食事を見直すことでダイエットがより効率的になるという話です。

岩盤浴で汗をかいたから痩せたと思っていても水分補給をしたら元通りの体重に戻るなんてよくある話です。ダイエット目的で岩盤浴に入る人は、食事と運動をセットで考えると成功しやすいと思います。

心疾患のある人、妊娠中の人は利用できない

心臓疾患や高血圧のある方は、岩盤浴による急激な血圧の変動により体調を崩すリスクがあります。また、妊娠中の女性は、高温環境が胎児に悪影響を及ぼす可能性があるため、医師と相談の上で慎重に利用すしましょう。

さらに、脱水症状を引き起こしやすいため、水分補給を十分に行うことが大切です。岩盤浴の温熱効果は筋肉の緊張緩和に役立ちますが、過度な利用は逆効果になることも。自分の体調や健康状態をよく理解し、適切な利用を心がけましょう。

岩盤浴利用時の注意事項

高温環境下での長時間滞在は脱水や熱中症のリスクを高めるため、水分補給をこまめに行うことが重要です。

岩盤浴後は急激な体温変化を避け、ゆっくりと休息を取ることが大切です。安全に楽しむためにも、これらの点を十分に考慮しましょう。

自分に合った岩盤浴の選び方

岩盤浴を選ぶ際、体調によっては、高温環境が逆効果となる場合もあります。岩盤浴の効果を最大限に引き出すには、施設の清潔さや、使用している岩の種類も重要なポイントになります。

天然の鉱石を使用した施設では、遠赤外線やマイナスイオンの効果をより感じられるかもしれません。しかしながら、すべての人にとって最適な岩盤浴があるわけではありません。自分の健康状態や好みを考慮しながら、慎重に選びましょう。

体験談や口コミを参考にするのも良いでしょう。最終的には、自分自身で体験してみることが、最も確かな選択方法かもしれません。

岩盤浴の頻度と時間

岩盤浴はリラクゼーションや健康促進に効果があるとされていますが、その頻度や時間には注意が必要です。

適切な頻度としては、週に1〜2回程度が推奨されており、1回の利用時間は40分から最長でも90分が理想的とされています。過剰に利用すると、脱水症状や低血圧のリスクが高まるため注意が必要です。

また、体調に合わせた利用が大切であり、自分の健康状態をよく把握した上で岩盤浴を楽しみましょう。安全に利用することで、岩盤浴のもたらすリラクゼーション効果や健康促進効果を最大限に享受できますよ。

岩盤浴後のケア

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岩盤浴は、体の芯から温めることで血行を促進し、デトックス効果が期待できます。

岩盤浴後は、十分な水分補給を心がけましょう。身体からミネラルが排出されているので、ミネラルウォーターや麦茶がおすすめ。岩盤浴で失われた水分を補うことで、体のバランスを整えることができますよ。

また、クールダウンのためにぬるめのシャワーを浴びることも効果的です。体温を急激に下げることなく、自然と体温を下げることができます。岩盤浴で出た汗は皮脂が多く含まれていて、保湿効果や美肌効果があると言われているのでゴシゴシと擦る必要はありません。

岩盤浴後は軽いストレッチを行うことで、血行を促進し疲労回復につながります。これらのケアを行うことで、岩盤浴のメリットを最大限に活かし、デメリットを軽減することができるでしょう。

最後に：岩盤浴で得られる究極のリラクゼーションと健康促進

岩盤浴は正しい知識を持って利用すれば、デメリットよりもメリットの方が多いと私は思います。

最後にまとめると

それだけ岩盤浴にハマれば距離は全く問題ではないのかもしれませんね。