イヤホン愛用者が避けられないトラブルといえば断線ではないでしょうか?どんなに良いイヤホンでもケーブルの内部はただの細い導線でしかありません。曲げたり負荷をかけると、簡単に断線してしまって使い物にならなくなった話を周りからよく聞きます。
私も通勤の際にイヤホンで音楽を聴くのが日課になっているので、いきなり壊れられても困ってしまいます。なので断線しないための補強の方法と、もしも断線しそうになった時の補強の方法を調べてみました。
どれも安い値段でできる方法なので断線で困っている人は参考にしてみてくださいね。
プラグの根元を補強する方法3選
音質の良い高いイヤホンを使っていても断線のリスクは意外と変わりません。特にiPhoneの純正イヤホンのような線が細いものは扱いが雑だと簡単に切れてしまします。
普段遣いで気をつけたいのがプラグの根元部分なのでそこを中心に説明しますね。
ケーブルガード①で補強する
知っている人も多いとは思いますが、100均のセリアでケーブルガードが売られています。
ただ、これはイヤホン用ではないので大きさが合いません。なのでシールテープで補強してからケーブルガードを取り付けます。
- シールテープ
- ケーブルガード
補強の手順
シールテープを巻きつけ補強する(ケーブルガードがズレないぐらいの太さにする)
ケーブルガードの白いシリコンを取り付ける
緑のカバーを取り付ける
ケーブルガード②で補強する
同じく100均で購入できるケーブルガードです。こちらもイヤホン用ではありませんのでシールテープでコードを太くしてから取り付けます。
- シールテープ
- ケーブルガード
補強の手順
丸い玉をケーブルに通し、シールテープを巻きつけ補強する(ケーブルガードがズレないぐらいの太さにする)
ケーブルガードの白いシリコンを取り付ける
丸いカバーを取り付ける
カールコードを使って補強する
こちらも100均で購入できるカールコードを使います。カラフルな色と素材が選べるのでオシャレに見せれます、柔軟性もあるので収納するときも邪魔にならないですよ。
- カールコード
- ハサミ
補強の手順
両端をハサミで切り落とす
イヤホンに巻いていく
好みの長さでカットする
個人的にもこちらの方が好きです。
ボールペンのバネを使って補強する
100均で購入してもいいし、家にある使わないボールペンでも構いません。カールコードと原理は同じですが、家にあればすぐに試すことができますよ。
- ボールペンのバネ
補強の手順
ボールペンからバネを取り出す
イヤホンに巻いていく
巻き終わったら完成
プラグが断線しそうな時の補強方法2選
何らかの衝撃などでイヤホンの導線が見えてしまったり切れかけてしまった時の対処方法です。正直直すというよりは応急処置になるので、寿命をほんの少し伸ばす程度の補強になります。知識のない方は専門店に持っていた方が確実ですよ。
熱収縮テープを使って補強する
熱の力でチューブを収縮させ、断線しそうな箇所を補強して使えるようにする方法です。ダイソーやホームセンターで購入できます。
- 熱収縮チューブ
- ハサミ
- ドライヤー
補強の手順
熱収縮チューブを適度な大きさにカットする
断線箇所に取り付ける
ドライヤーで熱を加える
色々なテープで補強する
これは本当に最後の悪あがきとも言える手段です。使い方によっては断線をかなり先延ばしできる効果もあるようですが、個人差はあると思います。
補強の仕方は断線しかかっている場所に貼るだけです。
ビニールテープ
一個100円以内で変えるポピュラーなテープです。使いやすい分劣化が早いので、長く使っているとベタベタしてきます。
アセテート布粘着テープ
絶縁性に優れている上に、しっかりしたテーピング効果もあります。劣化もベタベタもしずらくなっています。テープの中では一番おすすめですが、値段は800円と少し高くなります。
自己癒着テープ
こちらも絶縁テープの1つです。テープを重ねることで癒着して剥がれないようになります。ひっぱりながら巻きつけていくのですが、イヤホンの細い線には巻きづらいです。粘着材がないのでテープのベタベタは全くありません。値段も100で購入できます。
断線させないための使い方と断線しやすい場所
イヤホンは使い方次第で簡単に壊れてしまいます。しかし普段の使い方を少しだけ変えることで、断線のリスクを減らすことができます。ここではその方法を教えちゃいます。
イヤホンの断線を防ぐ方法をまとめたのでこちらも参考にしてみてください。
断線しやすい場所をチェック
イヤホンの断線しやすい場所トップ3は、プラグの根元・イヤホンの根元・イヤホンの二股の部分です。引っ張る、曲げる、カバンの中にそのまま入れるなどは控えたいですね。
プラグの抜き差しを丁寧にする
プラグを抜く時は根元から優しく抜くのが基本ですが、どうしても急いでいるときや、移動中は雑に扱ってしまいがちです。心がける程度に頭の片隅に置いておくと良いでしょう。
絡まないように専用のケースに入れる
カバンの中やポケットの中に乱雑に入れるだけでケーブル断線のリスクが上がります。専用のケースを使うことで断線のリスクと絡まり防止になります。
用途に応じた留め方ができます。
中にイヤホンを収納するとこんな感じです。
本体にぐるぐる巻きつけない
移動中によくやりがちなグルグル巻きは、プラグの根元に負荷がかかり断線のリスクがとても高くなります。使わない時はせめてプラグを抜いてしまいましょう。
最後に
イヤホンは普段の使い方を変えれば断線しないで長持ちさせることもできますが、今回のように安い金額で補強できるなら、率先してやっておくのもいいと思います。断線しそうで困っている人は、きちんと補強してできるだけ長持ちさせましょう。
特に、
- ケーブルガードを使った補強
- カールコードを使った補強
- 熱収縮テープで補強
は100均で簡単に購入できますし、私も使ってみて邪魔にならず意外としっかり補強されているのでオススメできます。
断線しかけているイヤホンは補強してもその場しのぎになってしまいがちです。それでも丁寧に使えば寿命は延びるのでしっかり補強してあげましょうね。