メガネを使い続けて20年、普段は何気なく使っているメガネですが、たたみ方にルールがあったことを最近知りました。
お店で聞いてもネットで調べても左耳のつる(テンプル)からたたんでくださいと言われましたが、なんで左からじゃないといけないのかお店のプロとメガネのフレームメーカーに聞いてみました。
一緒に、メガネを歪ませない、傷つけないための置き方、しまい方も一緒にまとめたので参考にしてみてください。
では、メガネをたたむ手順から見ていきましょう。
目次
メガネを左からたたむ理由
利き手のデータを調べてみましたが日本人の約94%が右利きです。それを考慮してメガネを外した時に右手で持って左手でたたむといいう手順を踏むと、自然と左のつる(テンプル)が先にたたまれてしまいやすからだとお店のプロは言っていました。
しかし、実際に自分の使っているメガネで試してみたところ、
左右どちらからたたんでも違和感なくたためました。
どうしてそうなるのか買ったお店とメガネフレームメーカーに聞いた結果、
「昔は左からたたむように設計されていたが、現在はどちらからでもたためるように設計されているものが多い」
と回答をもらいました。
左右対称に作られているのがほとんどなので、基本はどちらからでも大丈夫なのが現実のようです。
右も左も浮いてしまってたためない場合
(上記の画像を参考にメガネのパーツの名称を確認してください)
左右どちらからたたんでもつる(テンプル)が浮いてしまってケースいしまえないことがあります。
原因は主に調整(フィッティング)の不具合になります。
自分で直さずに、購入店舗に持ち込み確認してもらって調整してもらいましょう。
メガネを外すとき、たたむときの注意点
メガネを掛け外しする時は、フレームやつる(テンプル)が歪まないようにつけ外しする必要があります。
注意点として
- メガネは両手で掛け外しする
- 片手で外す場合はメガネの中心(ブリッジ)を持って外してあげる
- つる(テンプル)の片側だけに負荷がかからないようにする
片手でメガネを掛け外しすると次第に歪みが出てくるので上記のような使い方を心がけましょう。
つる(テンプル)が歪むとどうなるのか?
メガネは長く使っていると少しずつ歪み、下記のような症状が出てきます。
- メガネと目の距離が合わなくなり見え方に影響が出る
- メガネがズレやすくなる
歪んでいるかどうかを確認するには、メガネをたたまない状態で置いてみて、目視で歪んでいるのが確認してみましょう。歪みが確認できるようなら購入店舗でフィッティング調整をしてもらうと良いでしょう。
気になったらお店に相談するのが一番ですよ。
メガネの正しい置き方
メガネを外したらレンズに傷がつかないために平坦な場所にレンズが上になるように置きましょう。
メガネケースがあるならきちんとしまうのが一番です。
私はメガネを年一ぐらいで買い換えるのでメガネケースのみが増えていってしまいましたが、この余っているケースを洗面所、寝室、仕事場などメガネを外す場所にあらかじめ用意しておくと置き場所が決まってとっても便利です。
また用途に応じたケースも販売されているので、自分のお気に入りを購入するのも良いと思います。
(クリックすると楽天市場に飛びます)
折り畳み用メガネケース(外出時にかさばらないので最適)
(クリックで楽天市場に飛びます)
メガネスタンド立て掛け型(デスクに置くとかさばらないで便利です)
(クリックで楽天市場に飛びます)
メガネスタンド置き型(サッと置けてメガネも傷まず便利です)
正しいメガネケースの入れ方
こちらもメガネ屋のプロから教えていただきました。ケースのタイプにもよりますが
基本はレンズの傷防止のためにメガネふきで保護してしまいましょう
- メガネ拭きを下に敷く場合は、レンズは下向き
- レンズを上にしたい時はメガネふきを上に被せる
どちらも歪み防止よりもレンズの傷防止のためなので注意しましょう。
最後に
メガネをなんの疑問も持たずに毎日使っていましたが、こうやって調べてみると意外と奥の深いものだったと気が付きました。細かいところで職人の気遣いがあったんですね。
メガネは左耳のテンプルからたたむのが基本となっていましたが、現在のメガネのフレームはどちらからたたんでも問題ないものが多いです。
例外として右からたたむものもあるので、自分の使っているメガネで試してみてしっくりくる方でたたむようにしましょう。
また左右どちらもたためない場合は、購入店でみてもらい調整してもらうと良いでしょう。
メガネを掛け外しするときは、基本両手で、片手の時はメガネの中心を持って外します。メガネケースが余っている場合は事前に置き場所を決めてメガネを外した時に困らないようにしましょうね。
それでは良いメガネライフを。