
先日県外の友人からこんな相談をされました。東京方面から他の友人たちと一緒に長岡花火を観に行く予定にしていて、そのまま日帰りで帰るための方法と花火を見れる場所を知りたいそうなんです。自分でも調べたけど土地勘もないからよくわからないと言われ
- 会場近くの駐車場に止めてもいいのか?
- 泊まらずに帰るとしたらどれぐらいの時間を見たらいいのか?
- 左岸席と右岸席のどちらで見たらいいのか?
- 車中泊は覚悟するべきか?
などいろいろ聞かれたので、せっかくならと全てまとめてみましたよ。富山や新潟方面のから来る人にもわかりやすく説明しているので参考にしてみてくださいね。
渋滞を回避するために知っておくこと
まず大前提として知っておいて欲しいのは花火会場周辺はかなりの混雑になります。
なので車で来る人はなるべく遠くの駐車場に車を止めてバスか電車を使ってくるのが一番ストレスが少ない方法になります。
早く着いたからと言って会場近くに車を止めると、帰りの高速のインターに乗るまでに日付が変わってしまったなんてよくあることです。
車で来た時にやっては行けない行動を大まかに言うと
- 花火会場近くに駐車する
- 長岡ICを使う
- 橋を越える
- 国道8号線を使う
です。長岡ICは花火会場から一番近く一番渋滞する場所です。初めて来る人はナビに従ってこの渋滞にハマって出られなくなるそうですよ。隣接する国道8号線も同じく渋滞します。
長生橋や大手大橋は絶対に利用しないようにしましょう。花火打ち上げ前後に通行止めを行うので帰るのがさらに遅くなります。
それを踏まえた上で、帰り道をなるべくスムーズにするためのおすすめ駐車場を教えますね。

見ないと損するレベルで詳しく書かれていますよ
東京方面の人の穴場駐車場と観覧席はここをチェック
東京方面から来る人はいくつかパターンがあります。駐車場によって右岸席と左岸席のどちらでも花火を楽しむことができますよ。
日帰りの場合は長岡〜東京間で5時間を目安にしてください。
①悠久山公園に駐車してシャトルバスを利用する
渋滞を回避するならこのプランがおすすめです。
- 小千谷ICで下車
- 悠久山公園を目指す
- シャトルバスで長岡駅に行く(往復420円)
- 会場まで徒歩30分
- 右岸席を確保する
国道17号線を使って小千谷ICまで行けば渋滞はほぼなくなっています。
②国営越後丘陵公園に駐車してシャトルバスを利用する
有料駐車スペース(2000円)ですが1850台止められるのでおすすめです。
- 小千谷ICか南越路ICで下車
- 国営越後丘陵公園を目指す
- シャトルバスで会場近くまで行く(20分)
- 会場まで徒歩15分
- 左岸席を確保する
帰りはシャトルバスの待ち時間があることを計算しておきましょう。ラストまで花火を見るなら1時間は並ぶ覚悟が必要です。
③来迎寺駅か越後滝谷駅付近に駐車して電車を利用する
公式サイトではパーク&ライド(車と電車を利用する方法)を推奨していますがこの2つの駅も長岡駅から10分程の駅なので人気があります。
- 来迎寺駅か越後滝谷駅付近に駐車(無料駐車場あり)
- 電車で長岡駅に向かう(往復400円)
- 会場まで徒歩30分
- 右岸席を確保する
駅付近には無料駐車場が用意されているのでそこを使いましょう。
富山方面の人の穴場駐車場と観覧席はここをチェック
富山方面から車で来る時も近くまで来ないことを前提におすすめ駐車場を説明します。個人的には電車を利用する方法が一番確実だと思っています。
日帰りの場合は長岡〜富山間で4時間を目安にしてください。
①犀潟(さいがた)駅付近に駐車して電車を利用する
犀潟(さいがた)駅は大潟スマートインターの近くにある駅です。そのために無料の駐車スペースもあり人気があります。
- 犀潟駅付近に駐車(無料)
- 電車で長岡駅に向かう(往復2280円/1時間20分)
- 会場まで徒歩30分
- 右岸席を確保する

②柏崎駅付近に駐車して電車を利用する
犀潟(さいがた)駅よりも柏崎駅の方が長岡に近い駅になります。海岸線が近いので無料駐車場もたくさんあります。歩く距離が増えるので子供連れの人にはおすすめ出来ないかもしれません。
なるべく歩きたくない人は、駅付近の有料駐車場を狙ってもいいと思います。
- 柏崎駅付近に駐車(無料or有料)
- 電車で長岡駅に向かう(往復1340円/45分)
- 会場まで徒歩30分
- 右岸席を確保する
電車利用の場合は必ず右岸席(長岡駅側)で花火を見ましょう。左岸席を確保してしまうと橋の通行止のための大きく迂回するので歩く距離が倍になりますよ。
③国営越後丘陵公園に駐車してシャトルバスを利用する
有料駐車スペース(2000円)ですが1850台止められるのでおすすめです。東京方面の方と同じ駐車場ですが西山ICで降ります。
- 西山ICで下車
- 国営越後丘陵公園を目指す
- シャトルバスで会場近くまで行(20分)く
- 会場まで徒歩15分
- 左岸席を確保する
ラストまで花火を見た際は帰りのシャトルバスの待ち時間が最大1時間になることは覚悟しておきましょう。
新潟方面の人の穴場駐車場と観覧席はここをチェック
新潟方面から来る人は車と電車利用で会場に向かうのが一番楽だと思います。本数も一番多いので最後まで花火を見ても間違いなく乗れます。
日帰りで帰る場合は長岡〜新潟間で2時間を目安にしてください。
①北長岡駅付近に駐車して電車を利用する
北長岡駅は無料の駐車スペースが設けられています。すぐに埋まってしまうので午前中に長岡に行ける人は狙ってみてください。一駅で長岡駅なのでかなり利便性が高い場所ですよ。
- 北長岡駅付近に駐車(無料)
- 電車で長岡駅に向かう(往復280円)
- 会場まで徒歩30分
- 右岸席を確保する
②三島支所に駐車してシャトルバスを利用する
三島支所は会場から少し離れた駐車スペースで人気があり、帰りの渋滞地域から外れているのも人気の1つです。
- 三島支所に駐車する(無料)
- シャトルバスで会場付近へ(往復500円)
- 会場まで徒歩30分
- 左岸席を確保する
③悠久山公園に駐車してシャトルバスを利用する
東京方面から来る人と同じ方法ですが、使うICが反対方向です。中之島見附ICか燕三条ICを利用してください。
- 中之島見附ICか燕三条ICで下車
- 悠久山公園を目指す
- シャトルバスで長岡駅へ(往復420円)
- 会場まで徒歩30分
- 右岸席を確保する
悠久山公園から中之島見附ICまでは国道8号線が一番楽なのですが時間帯によっては渋滞になるので臨機応変に道を変えれる人におすすめです。
車らか見える絶景スポットで花火を楽しむ
どうしても人混みが嫌だ!渋滞を気にしないで花火を楽しみたいという方は、会場から離れた場所で見るのはいかがでしょうか?
離れた場所だと花火の音や臨場感が伝わってこないと言う方もいますが、ラジオを持参すれば花火当日にFMながおか(80,7MHz)で生中継をしてくれます。リアルな音と一緒に花火を楽しむのも一興ですよ♫
長岡インター側(左岸)と長岡駅側(右岸)にそれぞれおすすめスポットがあるので一緒に紹介させてもらいますね。
長岡インター側の高台の施設が夜間特別解放
長岡インター近くの高台に長岡ロングライフセンターという福祉関連施設があります。ここが夜間に花火鑑賞として特別解放してくれますよ。これだけ広範囲な花火スポットがあると毎年違う場所から見たくなりますよね。
開場 | 18時〜 |
料金 | 大人350円小中学生200円 |
お問い合わせ | 0258-46-5002 |

長岡花火を何度も来ている人はいろんな場所から眺めてみたいと言う願望が出てくるので、どちらかというと常連さん用のスポットのような気がします。
[/voice]長岡駅側のおすすめは東山ファミリーランド
無料で使えるキャンプ地としても有名な東山ファミリーランドでも長岡花火を楽しむことができますよ。
こちらも花火会場からだいぶ離れているので渋滞の心配なしです。フェニックス花火は全体を見渡せるので綺麗に観れると思いますよ。

長岡の夜景スポットからの花火鑑賞も素敵
市内から車で40分ほど走ったところに八方台いこいの森という高台があります。長岡市の夜景スポットの1つですね。そこから長岡市内が一望できるので花火も一緒に堪能できますよ。

→#長岡花火フォト2018
2018年のフォトコンテストに応募された一般作品が多数あり、素敵な写真が並んでいます。長岡花火に行く前にチェックしてみてくださいね。
困った時の軒先パーキング
駐車場がどこもいっぱいで止める場所がない時に役立つのが公式サイトでも案内している軒先パーキングです。駐車場を持っている人と駐車場を探している人をマッチングしてくれるシステムだと思ってください。
事前予約もできるので使い勝手は良さそうですが、会場の近くの駐車場が空いていても出庫できなくなる可能性があるので場所は選びましょう。
車中泊をする時に気をつけたいこと
最悪帰宅困難になり車中泊をすることになってもいいように万全の準備をして花火を楽しみましょう。そのためのあったらいいなと思えるアイテムやテクニックを説明しますね。
車中泊するときの最低条件
車中泊をするためには車を確実に止められてトイレ完備の場所を確保する必要があります。花火の帰りで考えられるのは
- 道の駅
- 高速のSA・PA
でしょうか。会場付近の道の駅は混雑が予想されるのである程度距離の離れた場所がいいと思います。
あると便利な車中泊グッズ
普段車中泊をしない人にとっては今後使わなくなるグッズかもしれないので、なるべく安く揃えられるものを探してみましたよ。全て必要とは思いませんが参考にしてみてください。
クールエアマット
冷却ジェルとアルミシートでできたマットは熱がこもりやすい車内のシートとの間に挟めば朝まで快適に過ごせます。
エアまくら(ダイソー)
空気で膨らますので、使わないときはコンパクトにまとめられて車中泊では大活躍します。
エアクッション(ダイソー)
長時間車のシートに座っていると腰を痛めることもありますし、車中泊の時はシートの段差をなくすためのクッションになります。
サンシェード
周りの視線もそうですが、街灯の明かりや朝日からも守ってくれるので車中泊には必需品かと思います。
歯磨きシート
歯ブラシを持っていなくても簡易的に歯磨きができる便利グッズです。指に巻いて歯をこするだけで水なしでもお口をリフレッシュできます。
ウェットティッシュ(ダイソー)
汗や手を拭いたり、万が一汚れが車内についたときにも大活躍するアイテムです。車で食事をするときには必需品ですね。
耳栓(ダイソー)
一人で車中泊するなら必要ないかもしれませんが、もしも数人で泊まるなら人のいびきで寝られないなんて事のないように用意だけはしておいたほうがいいかもしれませんよ。
アイマスク(ダイソー)
サンシェードと同じく光をカットしてくれる便利アイテムです。一緒に併用するとゆっくり休めると思います。
消臭スプレー
車の中の空気がこもっている時などに一本持っていると役立ちます。食事後や寝起きの時に使うと効果抜群です。
車用扇風機
車のエンジンを止めて寝る場合は電池式やモバイルバッテリー式の扇風機を持っていると役立ちます。気休めでもないよりは絶対にいいですよ。
まとめ
長岡花火を車で観に行ってストレスフリーで花火を満喫する心得をここでまとめておきますね。
- 会場の近くまで車で行かない
- 臨時駐車場をうまく活用する
- シャトルバスと電車を利用する
- 事前に渋滞予想を確認しておく
- 橋を絶対に利用しない
- 車中泊を覚悟した準備をしておく
- 帰りは通常の1.5倍の時間がかかると思っておく
2日間で100万人以上が訪れる花火大会なので渋滞を全く気にせず帰ることは厳しいですが、事前の準備でそれを軽減することは可能です。帰り道で渋滞のイライラで喧嘩にならないように計画を立てておきましょうね。
まとめのポイントさえ押さえておけば、楽しい長岡花火を満喫することができる思いますよ。花火の日程や快適に楽しむコツなどはこちらの記事でまとめているので参考にしてみてくださいね。