結論から言ってしまうと、
「成分に酵素が含まれているかいないかだけの違いだけ」
ただし、この酵素が思っている以上に良い働きをしてくれるようで、その辺りも含めて詳しく解説していきます。シュワッとパンチとオキシクリーンで迷っている人は参考にしてください。
目次
シュワッとパンチとオキシクリーンの違い
冒頭でも言っていますが、シュワッとパンチとオキシクリーンの最大の違いは
酵素の有無です。
酵素は主にタンパク質汚れに対して強い分解作用があり、衣類の汚れの多くはタンパク質汚れなので、オキシクリーンよりも汚れを落としやすいと言えるでしょう。
オキシクリーンには2種類あるので注意
オキシクリーンにはアメリカ版と日本版の2種類が販売されています。
日本版 界面活性剤、香料不使用
見分け方はパッケージの名前がカタカナ表記されているかいないかです。不安な人は裏面の成分表を確認すれば間違えないと思います。
アメリカ版オキシクリーン
(クリックで楽天市場に飛びます。以下画像も同様です)
ではなぜ、2種類のオキシクリーンが売られているかというと、アメリカ版の主な使い方が衣類の洗濯のみに限定されているからだと思います。
界面活性剤のメリットは水と油を混ぜて汚れを落としやすくする成分です。安価でコスパが良い製品にはよく使われてるイメージです。
デメリットは安全性が少し下がります。
日本版のオキシクリーンは洗濯以外にも使えるように界面活性剤不使用にして家中の掃除に使えるとうたっていますね
シュワッとパンチとオキシクリーンを比較した結果
オキシクリーン | シュワッとパンチ | |
値段 | 1.5kg 1,500円 | 1kg 3,850円 |
成分 | 炭酸ナトリウム 過炭酸ナトリウム |
過炭酸ナトリウム アルカリ剤(炭酸ナトリウム) 炭酸水素ナトリウム 酵素液性 |
成分だけ見ると酵素以外はほぼ同じものが入っているのが分かります。酵素をプラスすると洗浄力と価格が一気に上がってしまうんですね。
価格に至ってはほぼ4倍の違いがあります……
シュワッとパンチのメリット・デメリット
- 安全性が高い
- 落とせる汚れの種類が豊富
(血液、尿、人垢、皮脂、食べこぼし、鼻水、飛沫、飲み物の飛び散り、雑菌)
- 金額が高い
- 製品化されているものが少ない
- 皮膚刺激が起きやすい
消臭効果は酸素系の漂白剤よりも高く、健康被害も少ない物質なので安全性はかなり高い商品です。
タンパク質汚れに強い代わりに、衣類に酵素が残りやすい性質があるため、皮膚のタンパク質に反応して皮膚刺激が起きやすいデメリットがあります。敏感肌の人には合わない可能性があるのであらかじめ注意してください。
私生活で身近にできる汚れはタンパク質汚れがかなり多いです。汚れは時間経過で落としにくくなってくるので、汚れたら早めに対応するようにしましょう。
オキシクリーンのメリット・デメリット
- 値段が安い
- 酵素系よりも安全性が低い
- 落とせる汚れの種類が少ない
(油汚れ、皮脂汚れ、垢汚れ) - 頑固なタンパク質汚れは落ちにくい
成分表を見る限り、アルカリ性の洗浄剤なので酸性の汚れに対して効果を発揮します。塩素系漂白剤に比べると漂白力は穏やかなので浸け置きしても色落ちしにくく、ツンとした匂いもありません。
シュワッとパンチとオキシクリーンのどちらを選ぶべきか
洗浄力だけで比べた場合、シュワッとパンチの方が効果が高いのは間違いありません。ただし値段は倍以上するので、二つの製品を使い分けるのがおすすめです。
普段はオキシクリーンで浸け置きや普段使いをして、それでも落ちない汚れに対してシュワッとパンチを使用すれば、ピンポイントで使えてコスパが高くなります。
シュワッとパンチは正規品で購入すると2kgセットでの販売になるので少量だけ欲しい人はメルカリで購入するのがおすすめです。
私は実際にメルカリで購入したことがあり、記事でまとめているのでこちらから確認してください。
最後に
シュワッとパンチとオキシクリーンの違いを見てきました。
違いは酵素の有無だけです。
(アメリカ版は界面活性剤入り)
酵素はタンパク質汚れに強い効果を発揮し、界面活性剤やアルカリ洗浄剤では落ちにく汚れにも対応してくれます。
デメリットは価格が高いことと、皮膚刺激が起きやすいこと
皮膚のタンパク質にも反応してしまうので敏感肌の人は注意してください。
シュワッとパンチとオキシクリーンを使い分けるなら
普段使いはオキシクリーン
落ちない汚れに対してシュワッとパンチ
と言った形で使い分けるのが個人的に一番おすすめのパターンです。