オキシクリーンのメリットデメリットを解説!実際に買って思ったこと

主婦
オキシクリーンを使いたい!でもデメリットもあるって聞いたから迷ってる・・・

オキシクリーンは衣類系の漂白、カビ取り、スニーカーなどの汚れ落とし、その他いろんなもをオキシ漬けできる万能洗剤と言われています。

でも、どんな洗剤でもメリット・デメリットがあります。
オキシクリーンをこれから使ってみたい人は、まずどんな洗剤でどんなメリットがあって、どんなデメリットがあるのかを把握して使うかどうかを検討してみましょう。

私の実家にもオキシクリーンがあって、試しに使ったことがあるのでその感想を含めて説明してきます。それではまずはオキシクリーンのデメリットから見ていきましょう。

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オキシクリーンのデメリット9選

自分が使って感じたことも含めて9つのデメリットを挙げてあります。

オキシクリーンのデメリット
  1. 素材によって変色する
  2. ドラム式洗濯機で使うと故障の原因になる
  3. 湿気に弱い
  4. アルカリ性の汚れは落ちにくい
  5. お湯を使っても溶けにくい
  6. オキシ漬けは思った以上に水を使う
  7. 面倒くさがりには使いにくい
  8. 普通の洗剤よりも高価
それでは一つずつ解説していきますね。

素材によって変色する

オキシクリーンはアルカリ性の洗剤でアルミ製品を変色させてしまう性質があります。

例えばレンジフードのピカピカの銀色のフィルターをオキシクリーンで洗ってしまうと、薄汚れた色になってしまいます。
これはオキシクリーンに限らずアルカリ性の洗剤全てで起こることなので注意してください。


ハブオ
Xで検索するとアルミ製品がくすんでしまった画像がたくさん出てきます。私も仕事で同じことをやったことがあるのでとっても共感できます……

また、スニーカーなどの素材によっては色落ちやゴワゴワ感が残る可能性があります。お気に入りのスニーカーを洗う時などは漬け置き時間を短めにするなどして様子を見ながら洗ってください。

ドラム式洗濯機で使うと故障の原因になる

オキシクリーンは泡が出やすい洗剤です。特に海外製のオキシクリーンは界面活性剤が入っていて特に泡が立つので、ドラム式洗濯機で使用すると泡が溢れて、故障してしまったといいう声を聞いたことがあります。

湿気に弱い

オキシクリーンは粉洗剤をお湯に溶かして使います。なので湿気が多い場所に保管するとそのまま粉が固まって固形の洗剤になってしまいます。

洗面台の下など湿気がたまりやすい場所にはなるべく置かないようにしましょう。

ハブオ
湿気防止に珪藻土を入れておくといいかもしれませんね

アルカリ性の汚れは落ちにくい

オキシクリーンはアルカリ性の洗剤なので酸性の汚れに特に反応します。衣類に付くシミや汚れはほとんどが酸性の汚れなのでオキシ漬けをするとスッキリ落とせることができます。

一方で水垢、石鹸カス、尿石、ミネラル成分が固まった白い汚れはアルカリ性の汚れになります。落とす場合は酸性の洗剤がいいのでオキシクリーンでは落とせないことを覚えておきましょう。

お湯を使っても溶けにくい

これは自分が使っていて思ったことです。基本はお湯で溶かしてから使いますが、若干溶けにくいなと感じたことがありました。

特に洗濯機に入れるときはお湯で溶かしてから入れないと、溶けずにそのまま固形で洗濯物に張り付くので注意してください。

オキシ漬けは思った以上に水を使う


ツイッターやインスタでよく見かける「オキシ漬け」の工程ですが

  • シンクにお湯を張る
  • オキシクリーンを入れて泡だてる
  • 洗いたいものをぶち込み漬け置きする
  • 漬け置き後、濯いでキレイにする

この工程の中でシンクに水を貯めるだけでかなりの量のお湯を使います。さらに、すすぎでお湯を使い、シンクをキレイに洗うのにさらにお湯を使います。

ハブオ
水道代を節約したい私としては、一度やったらもうやらなくてもいいかもと思えるほど面倒な工程でした。洗面器でちょっと漬け置きする程度で十分な気がしますw

面倒くさがりは使いにくい

使う人の性格によっては面倒と感じる人もいます。お湯でオキシクリーンを溶かしモコモコと泡になるまで混ぜる、そして漬ける。この工程が面倒と感じたのは私だけではないはずです。

そしてつけ置きしたまま別なことをして忘れてしまう・・・私の雑な性格には合わないと感じた瞬間ですね。

普通の洗剤より高価

オキシクリーンは他の酸素系漂白剤よりも少しだけ割高です。とは言っても入っている量が多いのでそこまで気にしない人もいるかもしれません。

酵素系漂白剤の値段表を作ったので参考にしてください

商品名 値段
アラウ 384円
800g
パックス 465円
430g
シャボン玉 424円
750g
CHINOSHIO 297円
500g
ワイドハイター 418円
530g
イオントップバリュー 194円
500グラム
パックス 465円
430g
オキシウォッシュ 106円
120g
オキシクリーン 1490円
1500g

オキシクリーンは基本が大容量なので他よりも高く感じますが、グラム単価で考えると100円~200円高いぐらいです。
それでも値段がネックで買うか迷っている人は、メルカリで少量を安価で購入して試してから大容量を買う方法がおすすめです。

メルカリでオキシクリーンを探す

ここまでオキシクリーンのデメリットを見てきましたが、メリットもまとめたので一緒に見ていきましょう。

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オキシクリーンのメリット4選

オキシクリーンのメリット
  1. 消臭効果がある
  2. カビ取りもできる
  3. 油汚れも多少落ちる
  4. 靴、スニーカーの汚れにも使える
それではこちらも1つずつ見ていきましょう。

消臭効果がある

オキシクリーンは除菌効果があり、洗濯した後の生乾きに匂いの原因になるモラクセラ菌を除去してくれます。日本版のオキシは無香料で変な匂いもつかないので衣類に匂いをつけたくないなら日本版を購入しましょう。

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アメリカ版はパッケージが英語なのですぐにわかると思いますよ。

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カビ取りもできる

漂白剤と書かれているだけあってカビの除去をしてくれます。主に衣類、タオル、カーテンについたカビ落としに効果を発揮してくれますよ。

塩素系の漂白剤と違って衣類の色落ちがしにくいので色物を洗うことも可能です。ただし素材によっては色が落ちる可能性があるので、試しをした上で使ってください。

ハブオ
お風呂の残り湯で仕事に行っている間にオキシ漬けをするのも時短で綺麗になっていいですね!

油汚れも落ちる

油汚れは酸性の汚れになります。なのでアルカリ性のオキシクリーンで落とすことが可能です。ただし頑固な油汚れには効果が薄いので落ちない汚れには、専用の油取り洗剤を使った方が無難かと思います。

靴、スニーカーの汚にも使える

デメリットでスニーカーの入り落ちの指摘をしましたが、基本は漬け置きするだけでスニーカーの汚れを落とすことができます。

お気に入りのスニーカーを洗うときは漬け置き時間を短めにして色落ちしないかを確かめてから洗ってください。

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オキシクリーンの危険性

オキシクリーンの危険性は大きく2つあります。

  1. 界面活性剤が他の化学物質と混ざると危険性が増す
  2. 密閉容器に保存すると破裂する可能性がある

界面活性剤は数千種類あると言われ、全ての界面活性剤が悪いわけではありません。一般的な毒性は

  • 手荒れ、かぶれの原因になること
  • 界面活性剤は身体に浸透しやすく、毒を処理する肝臓に負担がかかる
  • 発がん性の可能性がある

オキシクリーンに限らず、酵素系の漂白剤は微量の酸素を発生させています。そのためジップロックなどの密閉性の高い袋に入れ替えておくと、袋の中で酸素が充満して破裂する可能性があります。保管する場合は機密性の高くないものか事前に空気穴のある入れ物に入れましょう。

危険性についてはこちらの記事でさらに詳しく解説しているので参考にしてください。

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最後に

オキシクリーンのデメリットとメリットや使い方について説明してきました。まとめると

オキシクリーンのデメリット
  1. 素材によって変色する
  2. ドラム式洗濯機で使うと故障の原因になる
  3. 湿気に弱い
  4. アルカリ性の汚れは落ちにくい
  5. お湯を使っても溶けにくい
  6. オキシ漬けは思った以上に水を使う
  7. 面倒くさがりには使いにくい
  8. 普通の洗剤よりも高価

オキシクリーンのメリット4選

オキシクリーンのメリット
  1. 消臭効果がある
  2. カビ取りもできる
  3. 油汚れも多少落ちる
  4. 靴、スニーカーの汚れにも使える

オキシクリーンのデメリットはその人の性格によってはあまり気にしなくても良いものもあります。
私個人としてお湯で溶かして使うという時点で少し面倒に感じてしまうところですね。オキシクリーンは基本大容量で販売されているので、一回使ってそのまま放置にならないように考えて購入しましょう。

メルカリを使うと小分けを少量から買うこともできますよ。

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