エアコンの嫌な臭いの原因と対策!プロおすすめの掃除術を解説します

エアコンをつけた時に嫌な臭いがする!そんな経験ありませんか?私はハウスクリーニングの仕事でたくさんのエアコンを掃除する機会があるのですが、エアコンは使用していると結露やホコリなど、さまざまなものが内部に入り込んで汚れていきます。

それが異臭となって吹き出し口から出てくることがあるので、エアコンから臭いがしてきたら内部を掃除するサインだと思わないといけません。

また、設置している部屋によっては他に原因があったり、新品のエアコンでも異臭がしてしまうケースもあるようです。ここでは、

  • 嫌な臭いがする原因と対処方法
  • 臭いを防ぐための予防方法
  • プロに依頼した時の相場

を掘り下げて説明していきますよ。まずは臭いの原因と対処方法から見ていきましょう。

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エアコンから出る嫌なニオイの原因と対処方法

エアコンをつけた時に出てくる不快なニオイの原因にはいくつかの原因があります。

  • エアコン内部のカビやホコリ
  • タバコ・人の汗・食べ物・油のニオイ
  • エアコンに付いている防カビ剤

エアコンを使用して数年してからニオイが出た場合は、カビやホコリが原因になります。フィルターが汚れていたり、吹き出し口にカビが発生している場合は、エアコン内部が汚れているサインなので掃除をしてあげましょう。

エアコンの前面パネルと開けると、フィルターが出てきます。

吹き出し口は手で簡単に開けることができます。中をのぞいて黒い点々がある場合はカビが発生していますよ。

フィルターは取り外して、掃除機で吸ってあげるだけで見違えるほど綺麗になります。

ただ、油で汚れている場合は、油用洗剤を使って洗う必要があります。浸け置きする方法をこちらで説明しているので気になる人は参考にしてみてください。

エアコンフィルターの掃除方法!プロ目線での簡単&徹底技をご紹介

2019.03.21

吹き出し口の掃除は濡れたタオルで拭けば簡単に取れます。手の入らない場所はマイナスドライバーなどの細い棒を使ってタオルを押し込むと掃除しやすいですよ。

タバコ・人の汗・食べ物・油のニオイは、生活しているだけで出てしまうニオイです。

エアコンは室内の空気を吸って冷暖しながら吐き出します。室内の空気を循環させているだけなので、部屋のニオイが徐々にエアコン内部に残ってしまいます。

フィルターや吹き出し口を掃除してもニオイが取れない場合は、内部までニオイが付いてしまっている可能性があるので、内部洗浄をしなくてはいけません。

自分で応急処置する方法としては、

  1. エアコン洗浄スプレーを吹き付ける方法
  2. 16℃設定で1時間冷房運転する方法

この2つの方法で、一時的にニオイを減らすことができますよ。詳しいやり方を説明していきますね。

①エアコン洗浄スプレーを使う場合


(画像クリックで楽天市場に飛びます)

動画で見たい場合はこちらが参考になりますよ。


エアコン洗浄スプレーと100均のブラシを使って掃除している動画ですが、コストを抑えて内部をきれいにしています。

ホームセンターや100均で購入できる洗浄スプレーはアルミフィンに吹きかけ内部の洗浄をしてくれるスプレーです。基本的には一本で一台のエアコンを洗浄できますが、私がホームセンターに行った時は、2本セットで売っているものしかなかったので、私が実際にやった2本使うやり方を説明しますね。

1本は、アルミフィンに全て使います。

アルミフィン(熱交換器)とはエアコンフィルターを外した時に出てくる網の部分です。ここにホコリやカビが付いてしまうと冷却効率も下がり、電気代も上がってしまいますし、掃除をしないと不快なニオイがいつまでも取れません。

エアコンカバーを外すと全体にスプレーできますが、外せない場合は、上の写真のようにカバーの上から吹き付けましょう。

残った1本は他のエアコンに使ってもいいのですが、シロッコファンにスプレーして吹き出し口のカビも洗浄するのがおすすめです。

使用する場合はスプレーの液体が下に垂れてきても良いように養生が必要です。

写真のように、45ℓのゴミ袋で養生すると床を汚さないで済みますよ。

洗浄スプレーの本来の使い方とは違いますが、吹き出し口の中のカビをある程度取ることができます。

写真のように分解すると分かるのですが、基盤のあるあたりには絶対にスプレーをしないでください。スプレーがかかってしまうと、簡単に故障してしまいます。

②16℃設定(最低温度)で1時間冷房運転する方法


これは三菱のエアコンで推奨している方法です。急激な冷房運転をすることで、アルミフィン(熱交換器)に溜まっているホコリを結露の水と一緒に流してしまう方法ですね。

  1. 温度設定を最低にする
  2. 窓全開で換気する
  3. 風量最大で1時間冷房運転する

この方法のメリットは自分自身は何もしなくても良いところです。
デメリットは電気代が少しかかります。

換気をして部屋の空気を入れ替えることでエアコンに入る空気も綺麗なものになります。(冷房運転で部屋を冷やすことができないのはちょっともったいないですよね。)

注意点
完全に内部の汚れを取れるわけではないので、ニオイがあまり取れなかった場合は、プロに頼んで内部洗浄してもらいましょう。
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エアコンに付いている防カビ剤とは?

新品のエアコンから不快なニオイがする場合は、もしかしたら防カビ剤のニオイが吹き出し口から出ているのかもしれません。通常ではほとんどありえないのですが、ネットやツイッターでそういった事例があるのは確かです。

あまりにニオイが気になる場合は、メーカーに問い合わせて、最悪交換してもらうのがいいと思います。エアコンは通常3年は保証があるので、お金をかけなくても対応してくれますよ。

ニオイを予防するためのちょっとした知恵

エアコンを綺麗にした後は、なるべく汚れないようにしたいですよね。そこでちょっとした工夫で内部のカビやホコリを防ぐ方法を紹介します。

  • 送風運転・内部クリーン運転
  • フィルターを定期的に掃除(外付けのフィルターを付ける)
  • カビ防止スプレー・防カビ剤を置く
  • 部屋の換気をこまめにする

それでは順番に説明して言いますね。

送風運転と内部クリーン運転


この2つは内部のアルミフィンを乾燥させるために使います。内部クリーン機能があるエアコンなら、設定しておくと、エアコンの運転を停止した際に自動で送風運転と弱暖房運転をして内部を乾燥させてカビを抑制してくれます。

内部クリーン運転がない場合は、自分で送風運転ボタンを押して1時間ほど運転します。エアコン内部は湿気がたまりやすいので、乾燥させてあげるだけで、カビの発生率がグンと減ります。

ただ、この機能にはデメリットもあり、送風と弱暖房運転をしていると部屋の湿度を温度が上がってしまいます。なので自分が部屋にいない時に設定しておくと不快な思いをしなくても済みます。

家のエアコンが内部クリーン運転の有無や、設定の仕方が分からない時は取扱説明書を確認しましょう。今はネットで説明書をダウンロードすることもできるので、

【エアコン 〇〇(型式) 説明書】で検索してみてください。
型式はエアコン本体の真下に書かれていますよ。

フィルターを定期的に清掃する


エアコンに付いているフィルターは定期的に掃除をしないとどんどんホコリが溜まってしまいます。使う頻度にもよりますが、月に一回は掃除をしてください。

また掃除が面倒だという場合は、外付けのフィルターを取り付けることで、掃除の手間を省くことができますよ。

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外のフィルターでホコリをキャッチしてくれるので、中のフィルターが汚れる前に、外のフィルターを交換しましょう。フィルターの汚れ具合が外から確認できるので、交換時期が分かりやすいですよ。

防カビスプレー・防カビ剤を使う


防カビスプレーはフィルターを取って、アルミフィンに吹き付けるだけで最長2ヶ月間カビを抑制してくれます。一本500円程度なので、お金をかけたくない人は使っておいた方がいいでしょう。

エアコン洗浄スプレーにも防カビ剤が含まれているので、洗浄スプレーを使って掃除した時は使わなくても大丈夫ですよ。

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防カビ剤はエアコンの吸入口に貼っておくタイプが使いやすいです。エアコンが室内の空気を吸い込んだ際に、防カビ剤の成分も吸い込んでくれるので内部でカビが発生しにくくなります。

ハブオ
私の意見では、洗浄スプレーを使ってアルミフィンを掃除して、防カビ剤を貼り付ける方法がいいと思います。

部屋の換気をこまめにする


エアコンは部屋の空気を冷暖して循環させているので、部屋の空気が汚れていると、エアコンの中も汚れていきます。1時間に一回は部屋の換気を行いましょう。

さらにタバコを吸う時、料理を作る時は必ず換気をして、部屋にニオイがこもらないようにすると良いでしょう。

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プロに依頼する理由と相場


エアコンの洗浄は素人がやると故障させてしまうこともあります。また市販のスプレーでは完全に綺麗にすることはできません。

私も何台もエアコン洗浄をしてきていますが、プロは5ℓ〜10ℓの洗剤と水を使って徹底的に内部洗浄をします。市販のスプレーの内容量は250ml程度しか入っていません。この量で掃除をしても付け焼き刃なのは言うまでもないと思います。また、市販のスプレーは洗剤分が内部に残ってしまうのでカビの栄養源になることもあります。

プロにエアコン洗浄を依頼した場合の相場は地域や機種によって多少の違いはあります。

種類 相場 作業時間
お掃除機能無し 10,000〜12,000 1時間〜1時間半
お掃除機能付き 15,000〜20,000 2時間〜2時間半
床置き型 15,000〜20,000 1時間〜1時間半
天井埋め込み型 20,000〜25,000 1時間半〜2時間

お掃除機能が付いていないエアコンは内部の作りがシンプルなので、分解も掃除も簡単に終わります。お掃除機能付きに時間がかかるのは配線が増えて分解に時間がかかるためです。シンプルなエアコンが10分で分解できるとしたら、お掃除機能付きは30分~1時間かかります。

置き型や天井埋め込み型は一般家庭よりも会社などの事務所に使われていることが多いですが、こちらも分解に時間がかかるために値段も時間もかかってしまいます。

お掃除機能なしのエアコンは自分で掃除することができますが、その他のエアコンはプロに依頼した方がいいでしょう。

最後に

エアコンの内部は放っておくといつの間にか汚れてしまい、ニオイの原因になってしまいます。お掃除機能が付いているエアコンでもキッチンから出た油やタバコのニオイは除去してくれません。掃除機能で掃除したホコリはダストボックスに溜まり続けるので、自分で捨てないといけません。

エアコンからニオイを感じたら、

  • エアコン内部と吹き出し口をチェックする。
  • フィルターと吹き出し口を掃除する
  • ニオイが取れない場合は内部洗浄が必要

お金をかけたくないなら

市販のスプレーや最低温度で1時間運転を試してみて、様子を見ましょう。
内部のニオイがしなくなったら、カビやホコリを防止するために防カビ剤や換気を行ってエアコン内部を汚さないようにしましょう。

一度プロに内部洗浄をしてもらうと、2年〜3年は内部洗浄をしなくても大丈夫ですよ。(使う頻度によって変わります)

せっかく部屋を快適な温度に保っても、ニオイが気になってしまったら気分も悪いですからね。早めにニオイの元を突き止めて快適なエアコンライフを送りましょう。

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