オキシクリーンの危ない使い方を解説!過去に起きた事例も一緒に紹介

酵素系漂白剤でオキシクリーンを使ったことがある人は多いでしょう。使える用途は多岐に渡り、衣類のシミ抜き、洗濯槽の汚れ取り、キッチン周りの油取り、お風呂のカビ取り、その他にも使い方次第で便利に使えるマルチな洗剤です。

ただ、危険性がないわけではありません。使い方次第では危ない事態もあり得るので、オキシクリーンをいろんな方法で使いたい人はこの記事を参考にしてください。

実際に使っている人の豆知識も紹介するので新しい使い方を知る機会にもなるかもしれませんよ。

では最初はオキシクリーンの危険性について解説していきます。

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成分表から分かる危険性について

商品名 成分表 液性
オキシクリーン
日本版
過炭酸ナトリウム(酸素系)、炭酸ナトリウム アルカリ性
オキシクリーン
アメリカ版
過炭酸ナトリウム(酸素系)
炭酸ナトリウム(洗浄補助剤)
界面活性剤(ポリオキシエリレンアルキルエーテル
香料
アルカリ性

オキシクリーンは用途によって様々な種類がありますが、大きく2つに分けると
一般的な粉状のオキシクリーンは日本版とアメリカ版で入っている内容成分が違います。

違いは界面活性剤と香料が含まれているのがアメリカ版
入っていないものが日本版です。

オキシクリーンの界面活性剤は危険なのか?

界面活性剤は1000種類を超えると言われています。全ての界面活性剤が悪いわけではなく、中には有害なものもあると思ってください。

オキシクリーンに使われている界面活性剤はポリオキシエチレンアルキルエーテルといい、一般的な洗剤に多く含まれる界面活性剤です。

日本石鹸洗浄協会のデータによると

家庭で使用する通常の条件下では、人と環境に影響を及ぼすリスクは極めて少ないと書かれていました。

引用元
日本石鹸洗浄協会

ハブオ
つまりオキシクリーンに使われている界面活性剤については安全性がデータで出ているので一般的な使い方をするだけなら健康被害は無いと言えます。

オキシクリーンの浸透性について

オキシクリーンに含まれる成分の性質についてまとめました。

  • 界面活性剤は油と水を中和する性質がある
  • 炭酸ナトリウムは水に溶けるとアルカリ性になる
  • 過炭酸ナトリウムはタンパク質を分解する性質を持っている

皮膚はタンパク質でできているので表面の油分が剥ぎ取られ、タンパク質が分解されてしまうので手荒れ、肌荒れ、かぶれの原因になってしまいます。

衣類に洗剤分が残っているとチクチクしたり肌がかぶれる可能性があるので、敏感肌の人や身体に違和感を感じた時は使用を中断して様子を見ましょう。

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オキシクリーンを使う時の注意点

ここではオキシクリーンを使う時の注意点を説明していきます。マルチに使える洗剤だからこそ、知っておくだけで思わぬ失敗を避けることができますよ。

密閉容器には入れない

オキシクリーンに限らず、酵素系漂白剤と書かれいている洗剤は、常時微量の酸素を発生させています。
別容器に移し替えて収納するときは気密性が低いもの、空気穴があるものを選びましょう。また、密閉容器に入れて蓋をしてしまうと中が膨張して破裂するリスクがあります。

実際に合った密閉容器に入れた事例2選

水筒をオキシ漬けしたら破裂した


ハブオ
オキシクリーンは水に溶かすと酸素の発生量が増して密閉容器が破裂する危険性があります。

スニーカーをオキシ漬けしたら袋が破裂した


ハブオ
洗剤の量を最小にして最大の効果が出る素晴らしいオキシ漬けです。

もしも袋が破裂してもいいように、最初から洗面器で受け皿を用意して短時間で袋から出せば使い勝手が良さそうです

ゴム手袋をして使用する

上記でオキシクリーンの成分について説明しました。
手荒れ、肌荒れを防ぐために、使用時はゴム手袋を使用しましょう。

アルミ製品は変色する

オキシクリーンの過炭酸ナトリウムはアルミ製品を変色させる性質があります。綺麗な銀色のアルミがくすんだ茶色になってしまします。

私も掃除の仕事で同じことをやったことがあります。使う洗剤の成分はきちんと把握して使ってはいけないものを知っておくのは大事だと痛感しました。

ステンレス製品について

ステンレスはサビに強く頑丈なイメージがあります。オキシクリーンを使っても通常は大丈夫ですが、長時間漬け置きすると表面のコーティングが剥がれる可能性があります。

こちらの記事で金属とステンレスについて、さらに詳しく解説しているので参考にしてください。

オキシクリーンで金属を漬けて失敗した!変色した時の対処方法を解説

2024.01.09

オキシクリーンをステンレスに使って失敗!メーカーに問い合わせた結論は

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洗濯槽の掃除について

オキシクリーンで洗濯槽の掃除をするときは注意してください。
酵素系漂白剤は泡立ちが良く、排水異常や泡漏れを起こすリスクがあります。

また、粉状のオキシクリーンを使った場合、溶け残った洗剤が内部に張り付き排水が詰まるリスクもあります。メーカーによっては故障の原因になるので酵素系漂白剤の使用を禁止しているところもあります。

こちらの記事では洗濯槽への酵素系漂白剤の禁止が書かれています。
日立の家電製品 お客様サポート

ハブオ
公式サイトで洗濯槽のオキシ漬けの方法が書かれています。漬ける時間を守って行いましょう

高温で洗剤を溶かさない


オキシクリーンを溶かすお湯の温度は50度が通常です。

これ以上の高温のお湯を使用すると、洗浄効果が急激に高くなり、衣類の繊維を痛めたり、脱色、変色のリスクが高くなります。使用方法を確認した上で使いましょう。

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オキシクリーンの安全性について

先ほどまでオキシクリーンの危険性や危険な使い方について解説してきました。ここからは逆の安全性について説明していきます。

塩素系漂白剤と違い有毒ガスが発生しない

カビキラーなどの塩素系漂白剤は酸性の洗剤と混ぜると有毒ガスが発生して健康被害が出るリスクがあります。

酵素系漂白剤は他の洗剤と混ぜて良いわけではありませんが、有毒ガスが出ることはないので比較的安全に使用できる洗剤です。

酵素の力で漂白、除菌をしてくれる

オキシクリーンは衣類の生乾き臭を酵素の力で除菌することができます。
生乾き臭はモラクセラ菌が原因で、一般的には60度のお湯に10分異常つけておくと死滅するデータもありますが、80度以上で乾燥させると100%死滅するデータがありました。

こちらのニュース記事が参考になります。
タオルに付着したモラクセラ菌と温度

ハブオ
洗剤以外で死滅させるなら乾燥機が最強ってことですね!

使用後は分解されて自然に戻る

オキシクリーンに含まれる成分は使用後は炭酸ナトリウム、酵素、水に分解されます。人体への影響は極めて低く安全に使える洗剤と言えます。

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最後に

オキシクリーンの危険性と安全性について解説してきました。まとめると

オキシクリーンを使う時の注意点
  • 密閉容器で使用しない、保存しない
  • 手荒れ防止にゴム手袋をする
  • アルミ製品は変色する
  • ステンレス製品は長時間漬け置きしない
  • 洗濯槽で使うを排水つまりのリスクがある
  • 高温で溶かすと衣類を痛めるリスクが上がる
オキシクリーンの安全性について
  • オキシクリーンの界面活性剤は安全性の高いものだった
  • 有毒ガスが発生しない
  • 酵素の死からで漂白、除菌をしてくれる
  • 使用後は人体への影響は限りなく少ない

オキシクリーンは使用方法を間違えなければ素晴らしい洗剤です。その人の性格によっては逆に使いにくい人もいるかもしれませんが、こちらの記事でオキシクリーンのデメリットについても解説しているので参考にしてください。

オキシクリーンのメリットデメリットを解説!実際に買って思ったこと

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