イヤホンを使っているとイヤホンから静電気がバチッとなると聞いたことがあったのですが、まさかそんなことあるわけないじゃんと思っていたら、先日バチッときました⁉︎
静電気の嫌なところは完全に無防備なところにいきなりバチッと電気が走るところですよね。それが耳の中で鳴るとかなりビックリして、下手するとイヤホンがトラウマになるレベルです。
でも通勤で音楽を聴くのが日課になっているので、なるべくなら静電気が起きないようにしたいと考え、対策を調べていたら、ある原因が元で静電気が起きていることがわかりました。
今回はイヤホンの静電気の原因から対策まで丸ごと紹介します。
イヤホンの静電気の原因はコレでした
Appleの公式サイトではイヤホンからの静電気の原因を説明している文章がありました。
静電気が体に溜まるのではなく、イヤフォンを接続しているデバイスの方に蓄積されます。ドアノブに触れたときに体内に溜まった静電気が指から放電されるのと同じように、イヤフォンから放電されます。
引用元:Apple イヤフォンと静電気
体に静電気が溜まるのと同じ原理でデバイス(スマホなど)にも静電気が溜まり、イヤホンを伝って放電しているようです。
では静電気がどのように溜まるのかを見ていきましょう。
静電気が溜まる条件
静電気は、
- 気温25度以下
- 湿度20%以下
で発生しやすいと言われています。時期で言えば乾燥した冬が一番多いです。
他には静電気を帯びやすい生地の衣服を着ていても溜まります。
スマホで音楽を聴く人のほとんどがポケットに入れていると思いますが、コートが静電気を帯びやすい生地だと蓄積されやすく、イヤホンからの放電も増えてしまいます。
これはどのイヤホンやデバイスでも起きる現象で静電気を蓄積させない方法をとるしか改善策はないようです。
ではこれを踏まえた上で、デバイス(スマホ)に静電気を溜めない対策を紹介します。
室内で静電気を溜めない対策3選
屋内にいるときは気温と湿度を徹底的に管理することで静電気を溜めづらくできます。
エアコンで温度管理を徹底する
室内にエアコンがある場合は温度の管理を徹底しましょう。気温と湿度を一定に保てば、静電気はほとんど起きません。
部屋を加湿する
今は可愛いグッズも売っているのでインテリアと併用するならこっちら安くておすすめです。
ハンドクリームを塗る
自分の体の帯電予防としてローションを塗っておきます。年齢が上がると乾燥しがちなので乾燥対策と静電気対策を一緒にできます。
屋外で静電気を溜めない対策3選
屋外は乾燥と湿度の低さで静電気が溜まりやすくなります。気温のコントロールは難しくなるので、身に着ける物や行動に気をつけるようにします。
スマホをポケットから出さないようにする
スマホと服が擦れることで静電気が蓄積しやすくなります。なのでできるだけスマホをポケットから出さないようにすることで静電気の蓄積を抑えることができます。
スマホをジップロックに入れる
スマホと衣類が擦れることで静電気が蓄積されやすくなるので、擦れないように袋に入れてしまいましょう。
静電気防止袋も売っていますが、これは使い勝手が悪そうなので参考程度に載せておきます。
静電気除去シートをスマホに貼る
スマホのカバーに静電気防止シートを貼って定期的に放電してあげれば、蓄積されてもイヤホンを通って放電されづらくなります。今使っているお気に入りのスマホケースとは別の、安いスマホケースを1つ購入して貼り付けると便利ですね。
衣類に一工夫で静電気を溜めない対策3選
天然素材の衣類を着る
合成素材の服は静電気を溜めやすいと言われていますが、実は服の組み合わせで静電気の溜まり方は違ってきます。一番やってはいけない組み合わせは、天然素材の服と合成素材の服を混ぜて重ね着することです。
服は天然素材のみか、合成素材のみでコーディネートすると静電気は溜まりづらいです。
柔軟仕上げ剤を使うようにする
柔軟仕上げ剤には静電気防止効果があります。冬時期は特に気にして使ってあげると、静電気の蓄積を抑えられます。
静電気防止スプレーをつける
衣服に静電気を防ぐ対策をしておけば、スマホにも静電気が溜まりづらくなります。
最後に
私がバチっときたのは屋外にいた時なので、おそらく屋外にいるときが一番静電気を蓄積しやすいかなと思います。衣服との摩擦で静電気が蓄積されやすいのがわかっているなら、合成繊維と天然繊維の服を重ね着しないように服を選びましょう。
個人的にはイヤホンから放電される前に別な場所に放電してあげれば解決するんじゃないかと思っているので、ジップロックや静電気防止シートを使うのがおすすめだと思っています。
冬になったらしっかり対策して、あのバチバチを気にしないで快適な音楽ライフを送りたいですね