サウナマナーの基本を解説!身勝手な常連に困ったときの対処法も

友達
サウナに興味があるけどマナーや入り方ってどうすればいいの?

私は本業で清掃業をしていますが、旅館やホテルでサウナを増設しているところが結構目立ってきてる気がします。それだけサウナの需要が増えているってことでしょうか。

私自身もちょっとした興味本位でサウナに行きだしましたが、今では週2~3回のペースで通うようになりました。通い始めの頃はマナーや入り方を調べまくって、なるべく利用者の少ない朝に行ったりして様子を見ていましたが、今は混雑する夕方~夜の時間も普通に行けるようになりました。

この記事ではこれからサウナに行ってみたい、けどマナーや入り方がイマイチわかっていない人向けの基本的なマナーを解説していきます。

さらに周りでマナーの悪い人に遭遇した時の対処方法もお伝えしますよ。

スポンサーリンク

サウナマナーの基本と結論

結論から言ってしまうと、

サウナは他の利用者に配慮することを考えて利用すれば大丈夫

この言葉に集約されると思います。

個室サウナなら自分の好きに使っても誰も怒りませんが、全く知らない他人と同じ空間で過ごすと言うことは、その人たちの迷惑いならない行動を心がける必要があります。かと言って周りに気を使いすぎてサウナに集中できないのも問題なので、

  • 周りの人がやっていないことは自分もやらない
  • 自分がやられたら嫌なことはやならい

を心がけてサウナに入ることをおすすめします。

それではマナーをカテゴリー別でまとめたので順番に見ていきましょう。

スポンサーリンク

脱衣所編(着替えは手早く)


サウナ施設の脱衣所は思っている以上に狭いです。隣のロッカーで着替えている人がいると、高確率で自分は着替えられません。

他の利用者さんがいなければ問題ありませんが、荷物は広げすぎず、手早く服を脱いでロッカーに荷物をしまいましょう。

注意点
疲れた状態、満腹状態、飲酒後はサウナに入らないこと
サウナは思っている以上に体力を消耗します。疲れがひどいと感じる時は利用を控えましょう。また食後すぐに入ると消化不良を起こす可能性もあるので食後は最低でも30分以上開けてから入ります。飲酒した場合はサウナに入ってはいけません、脱水で倒れる可能性がありますよ。

サウナに入る前編


脱衣所で服を脱いでそのままサウナ室に入るのはマナー違反です。その他細かい点も見ていきましょう。

身体と頭を洗う

サウナ室に入る前に全身を綺麗にしてから入りましょう。身体を綺麗にして皮脂を事前に落とすことで汗をかきやすくする効果が期待できます。

洗い場は元の状態に戻す

椅子や洗面器、お湯の温度は元の状態に戻し、飛び散った泡はシャワーで流して綺麗な状態にしましょう。自分の私物を置いて場所取りなどをするとトラブルの元になりますよ。

身体の水滴は吹き上げてからサウナ室に入る

身体を綺麗にしたら髪の毛、身体の水滴はタオルで拭きましょう。水滴がついた状態でサウナ室に入ると下記のデメリットがあります

  • 水滴から蒸発して身体の芯を温められない
  • サウナ室の床がびしょびしょになる
  • 湿度が上がる
  • サウナ室のベンチが汚れる

身体を拭いた状態の方が発汗効果が高まり、周りにも迷惑にならない一石二鳥なので頭に入れておいてください。

サウナ室編


サウナ室での大原則があります。自分の汗は自分で処理をすること。例えば人の汗でびちゃびちゃになっているベンチに座りたくありませんよね。サウナ室では意外と細いかマナーがあるのでそこも深掘りしていきましょう。

サウナ室ではおしゃべりしない

グループでサウナに来ると自然と会話が生まれてしまいがちです。周りに利用者がいないのなら問題ありませんが、混雑時や他の人がいるときの会話は最低限で静かに汗を流すことに意識すると周りに迷惑がんかからないと思います。

ハブオ
咳やくしゃみはタオルで口を覆うのがマナーですよ。

サウナ室で直に座らない

自分の汗は自分で処理すると言いましたが、サウナ室のベンチに汗を垂れ流さないようにしましょう。サウナマットやバスタオルを無料で貸し出ししているところは必ず使いましょう。

バスタオルがない時は自分のタオルを敷いて座ると汗を吸ってくれます。

バスタオルが最初から敷いてある時は

施設によっては最初からバスタオルが敷いてある場合があります。基本はバスタオルの上に自分のタオルを敷くかサウナマットを敷いて座ると良いですが、周りの利用者を見て判断するのも良いと思いますよ。

ハブオ
サウナ施設では暗黙のルールが出来上がっていることもあるので、他の利用者の行動を見て真似した方が正解の時もあります。

雛壇の上に座る人のことを考えて座る

サウナ室のベンチの幅は普通の椅子の倍以上あります。上段に座ってる人の足をおく場所を考えると雛壇の背もたれの部分は空けておくのが良いでしょう。

自分にあった場所取りをする

サウナ室はストーブの正面と上段が気温が高くなっています。初心者でサウナの暑さに慣れていない人は下段の入り口側に座ると良いでしょう。

ハブオ
雛壇を1段上がるごとに5度~10度温度が上がるとされているので無理はせずに自分が気持ち良いと感じれる場所を探しましょう。

サウナ室で横にならない

サウナ室がガラガラで他の利用者がいないのなら横になるのはありです。しかし混雑している時間はパーソナルスペースは最低限にして利用した方がトラブルがおきにくいです。普通に座るか体育座り、あぐらなどの座り方が良いですよ。

サウナ室で汗を飛ばさない

私の利用しているサウナでも割とありますが、サウナ室を出るときに汗をポタポタと垂らしながら出ていく人がいます。それだけならまだいいのですが、私の横を歩くときにその人の汗が身体にかかると結構不快です。

ハブオ
タオルをサウナ室に持ち込んで自分の汗を拭き取ってからサウナ室をでるととってもスマートです。

セルフロウリュウは一声かける

セルフロウリュウとはサウナストーンに水をかけて酢蒸気を出し、サウナ室の温度をあげる行為です。できない場所も多いので事前に確認しましょう。

水をかける場合は周りの利用者に一声かけてからがマナーです。かけ方は少量を少しずつ。大量いかけるとストーブが壊れてしまう可能性もあります。

ハブオ
初心者の場合はいじらない方が賢明です。私の通っている施設はロウリュウができない機会があれば老リュウできる施設に行ってみたいですね。

サウナ室でタオルを絞らない

自分の汗は自分で処理しようと言いましたが、タオルをサウナ室で絞ったら意味がありませんよね。マナーの悪い人の中には自分の汗が染み込んだタオルを絞ってロウリュウする人もいるらしいです。周りで見かけたらスタッフにクレームを入れましょう。

タオルやマットで場所取りしない

サウナ室に限らず、ものでの場所取りはマナー違反です。洗い場、サウナ室、ととのい椅子など他の利用者が使う設備を場所取りするのはやめましょう。

自分に合った時間で入る

サウナ室に入ってどのタイミングで出れば良いのか迷う人がいます。中には他の利用者と競って入り続ける人もいますが、自分が気持ち良いと感じられる時間で入りましょう。長く入りすぎて倒れてしまったら周りの迷惑になります。

出るタイミングの目安は脈拍が通常の倍になった時です。私の場合は10秒間に脈拍20になったら出るようにしています。これは軽いジョギング程度の脈拍と同じ程度なので自分の通常時の脈拍は測っておくと便利ですよ。

ハブオ
スマートウォッチがあると脈拍を自動で測ってくれるのでさらに便利です。
スポンサーリンク

水風呂編


水風呂での最大のマナーは衛生面を悪化させないことです。具体的に言うと

  1. サウナでかいた汗をシャワーやかけ湯で流してから入る
  2. 水しぶきが周りに飛ばないようにしゃがんでかけ湯をするのがコツ
  3. 水風呂で頭まで浸からない、潜らない
  4. タオルやサウナハットを水に浸けない

汗を流さない行為を「かけず小僧」「汗流しカット」とも言われます。水風呂の衛生面が悪化する行為は控えるようにしましょう。

スポンサーリンク

外気浴編


外気浴でも気をつける点は同じです。他の利用者の迷惑になることは控えます。

  1. ベンチで寝転ばない(スペースの独占)
  2. 地べた、浴槽の淵に座る(他の利用者の迷惑)
  3. ととのい椅子に掛け湯をして座る
  4. 利用したととのい椅子はかけ湯をして綺麗にする
ハブオ
ととのい椅子やベンチは数に限りがあります。場所取りはマナー違反ですし、使ったら綺麗にして次の人が使いやすい状態にしておくと喜ばれますよ。

マナーが悪い、違反している利用者がいた時の対処法


どの施設でもマナーが悪い人は存在します。その中でも特に迷惑な常連やマイルールを押し付けてくる利用者も中にはいるようです。

そんな時の対処法は、その場で揉めず、納得のできない発言には施設のスタッフに相談しましょう。SNSや知恵袋のでは、「水風呂の前に身体を綺麗に洗ってから入れ!」などと勝手にルールを作って仕切る人が存在します。

それが施設のルールとして書かれているなら守るべきですが、その常連が勝手に言っているだけなら守る必要もないですし、一定のマナーを守っていれば問題ありません。

どうしても耐えられないトラブルに巻き込まれた時はお店のスタッフい相談してサウナマナーやルールを作ってもらいましょう。本人同士で揉めると後味も悪いのでお店に仲介してもらうのが私の中では一番良いと思っています。

私の通っている施設でも場所取り禁止や浴槽の淵に座り込み禁止のルールが書いてあります。お店できちんとルールを決めてもらえると安心して利用できるのかもしれませんね。

スポンサーリンク

Twitterで見つけたサウナのマナー

どちらもお店で使われているマナーです。昔ながらでサウナに通っている人とサウナブームに乗っかってサウナに通い始めた人でマナーもルールも変わってきている時代です。

周りのマナー違反者にイライラする前に自分がマナーを守ってゆっくりサウナを楽しみましょう。

ドラクエ行為とは4人程度のグループで一緒に行動している団体を指します。サウナ室、水風呂、外気浴と一緒に行動することで場所の独占をしてしまう可能性があるので、他の利用者から嫌われがちです。

スポンサーリンク

最後に

サウナのマナーについて話してきました。

結論は、他の利用者のことを考えてお互いが使いやすいように利用する

これに尽きます。

サウナマナーまとめ
  1. 脱衣所は素早く着替える
  2. サウナ前に全身洗う
  3. 身体の水滴を拭いてサウナ室に入る
  4. サウナ室でおしゃべりは最低限にする
  5. サウナ室で直に座らない
  6. 上の段に座ってる人のことを考えて座る
  7. 自分に合った場所取りをする
  8. サウナ室で横にならない
  9. サウナ室で汗を飛ばさない
  10. セルフロウリュウは一声かける
  11. サウナ室でタオルを絞らない
  12. 物で場所取りをしない
  13. 自分に合った時間で入る
  14. 水風呂前に汗を流す
  15. 水風呂の衛生面を悪化させない
  16. ベンチで寝転ばない
  17. ととのい椅子、ベンチはかけ湯をして綺麗にしておく
  18. 地べた、湯船の淵に座らない
マナーとしてたくさん話してきましたが、共同で使う施設だと言う点を理解して自分勝手な行動をしないようにすれば問題ないと思います。

最低限のマナーと入り方と頭に入れたら、まずは一度サウナに入ってみましょう。何度か通っていくとそのお店のサウナの使い方がなんとなくわかってくると思いますよ。

スポンサーリンク