メガネをサウナで使ってはダメな理由と対策!専用メガネを比較してみた

友人
メガネをサウナで使うとダメって聞くけど何が理由なんだろう?

近年サウナブームでサウナーと言われる人口が増えてきました。私自身はサウナにハマっていると言うわけではありませんが、周りの友人は何人か通っているようです。

その中の話でメガネをサウナに持ち込んだらメガネが壊れたと言う話、メガネが熱に弱いと言うのはお店で聞いたことがありますが、どんな状態になったのか興味があって聞いてみたら、レンズに筋が入って見えにくくボヤッとした状態になったとか・・・

個人的にはお風呂やサウナでも裸眼で問題ないんじゃないと思っていましたが、対策を調べていく中で使えるアイテムも見つけたので順番に紹介していきますね。

まずはサウナでメガネを使ってはダメな理由から見てきましょう。

サウナでメガネをかけてはいけない理由


引用元:ソフト99

一般的なメガネはプラスチックレンズの上に3種類のコーティングを施してあります。レンズの耐熱温度は60度になっていて、それ以上の高温になるとコーティングが剥がれてしまいます。

サウナの中は80度〜100度近くあるので、メガネの耐久温度を軽く超えてしまっています。
参考写真を見てもらうと分かりますが、レンズ全体に線が入ったような状態になり熱クラックと呼ばれるようです。

引用元:東海化学株式会社

ドライヤーの熱、車のダッシュボードの上も高温でメガネが壊れる原因になります。注意しましょう。

サウナでコンタクトをしてはいけない理由


メガネがダメならコンタクトなら大丈夫?と言う方もいるかもしれません。しかしコンタクトレンズも安全とは言えません。

サウナの湿度は10度前後でかなり乾燥しています。コンタクトレンズは熱と乾燥に弱く、装着してサウナに入ると、目の中がゴロゴロしてきたり、最悪乾燥して眼球に張り付く可能性もあるそうです。

岩盤浴やミストサウナなら使っても大丈夫?

結論から言うと使わない方が良いようです。
理由はドライサウナに比べて湿気がある分乾燥はしませんが、温度は高いのでコンタクトが変形する可能性があるからです。ドライサウナと一緒で目に違和感が出たりするので、基本的にはサウナや岩盤浴の前にコンタクトレンズは外した方がいいでしょう。

サウナに入るのが事前にわかっているならメガネを持参してサウナに入る前に取っておきましょう。

サウナに入る前にメガネはどうするべき?

メガネはサウナ室に入る前、お風呂に入る前に外すのが一番メガネを痛めません。脱衣場のロッカーの中に入れれば問題なしですが、裸眼で施設内を歩き回るのには不安も出てきます。

足元や周囲が見えにくくなる

例えば、温泉旅館に泊まりに行って露天風呂位入ってもメガネがないので外の景色を存分に堪能することはできません。
また、足元に段差があった場合も見逃して転ぶ危険性があります。

シャンプー、トリートメントなどの文字も見えずに間違って使う可能性があります。

裸眼でサウナに入った時の不安と不満

サウナ内で裸眼でいると、時計や温度計を見ることが困難になります。自分が何分入っているかわからず集中してサウナに入ってくることができないかもしれません。

またテレビの内容のぼやけてよく見えないかもしれません。

一緒に行った友人、家族を見失う

メガネがないと遠くを見渡すことができないので、近くに友人がいても気がつかない可能性があります。

私も銭湯で友人とばったり会ったことがありましたが、メガネがなかったので誰かわからずに困ったことがありましたw

結局メガネはどこに保管するべき?

メガネをお風呂に持ち込みサウナに入る直前まで使いたい人も多いかと思います。実際持ち込んでもマナー違反にはなりません。どうしてもメガネをかけてお風呂に入るなら特定の場所に置いておきましょう。

実際サウナ室の前に棚が設置されていることが多く、そこにメガネを置くことは可能です。しかしリスクもあります。共同スペースと言うこともあり

  • 他人が間違って持っていく
  • メガネを落とさ傷がつく
  • 盗まれる
  • 置いたことを忘れる

結論ロッカーの中に入れておくのが一番リスクが低くなると思います。

サウナ用メガネが便利で使いやすい


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ここまで一般的なメガネの注意点は使い方を説明してきましたが、調べている中でサウナ用メガネがあることに気がつきました。

サウナ用メガネの特徴
  • フレームとレンズは耐熱プラスチックで120度〜130度まで耐えられる
  • 火傷の心配はない
  • 曇り止め加工が付いている
  • 金属不使用で錆びない
  • 割と安価で購入可能(3,000円程度〜)
  • 乱視、近視に対応

扱っているお店の値段、特徴の比較

調べてみたところ、代表的な4店舗で取り扱いがあったので値段や特徴をまとめてみました。

取扱店舗 税込値段
(2023年2月調べ)
対応度数
JINS 9,900円 SHP+2.00~-6.00
CYL0.00~±2.00
メガネの愛眼 3,300〜8,800円 +2.00~-10.00
OWNDAYS
オンデーズ
3,300円 +3.00~-6.00
鯖江ブランド
藤田光学
3,520円〜8,316円 +3.00~-8.00

サウナメガネの特徴はどのブランドもほとんど一緒です。
選ぶポイントとして

  1. 自分の度数に対応しているかを確認(度数の調べ方は後述しています。)
  2. 値段とフレームの好みを選択
  3. ネットまたはお店で注文する

JINSのフレームに使っているプラスチックはスーパーエンプラと言って一般的なプラスチックの100倍以上の硬度があります。
また、フレームの種類が4種類、カラーは3種類から選べます。
普段使っているメガネのフレームに近づけたいならJINSのサウナメガネはかなりオススメです。

値段と度数範囲で選ぶならメガネの愛眼がオススメですね。

自分の対応度数を調べる方法

自分の視力がどの度数に対応するのか調べる方法を説明します。

メガネ店で度数を再検査してもらう

近くのメガネ屋さん、もしくは上記に上げているお店で直接視力を確認してもらう方法です。確実にサウナメガネの度数を把握できる上に、サウナメガネの在庫があれば実際に試着することも可能です。

その場で購入できなくても、実際自分のめで確認できるのはポイント高いですよ。

コンタクトレンズの度数を利用する

コンタクトレンズを持っている人は箱に記載されている記号から度数を調べることができます。

PWR,SPHは度数を表示していて、度数の前の「-」は近視、度数の前の「+」は遠視

眼科で処方箋をもらう

眼科に通っている人は一緒に度数を図ることも可能です。タイミングが合えばお店に行くよりも早く自分の度数を把握することができます。

サウナメガネの口コミ

Twitterでサウナメガネの投稿をいくつか紹介していきます。購入前の参考にしてください。

ハブオ
曇り止め効果が高いようなので度数がきちんと合っていれば普段使いも可能かも。マスクとメガネは相性最悪ですぐにメガネが曇ってしまいますからね


ハブオ
前述していますが自分の度数に合ったサウナメガネがない可能性もあります。買う前に事前に確認しましょう

ハブオ
お店によって度数の幅が違うので自分に合ったお店で購入した方がいですね一番幅が広いのはメガネの愛眼です。

ハブオ
実物をお店で確認してから購入するのが確実で安心かと思います。

まとめ

一般的に使うメガネは熱に弱く熱クラックで壊れてしまうので、お風呂、サウナ、ドライヤーを使う時には外すのが良いでしょう。コンタクトレンズもサウナ室では付けない方がトラブルが起きずに済むと思います。

すでに熱クラックでコーティングが壊れてしまったメガネを再利用するならそのままお風呂用に使うのも手です。クラックが入っているので曇りやすく、視界もちょっと悪いかと思いますが・・・

お風呂、サウナには専用のメガネを購入して入るのがトラブルもなく安心して楽しめそうですね。
サウナメガネは

  • 耐熱温度が120度〜130度
  • フレームが熱くなって火傷する心配がない
  • 曇り止め加工が付いている
  • 金属不使用で錆びない
  • 3,000円程度から購入可能
  • 乱視、近視に対応(度数表を要確認)

熱に強い専用のメガネを一つ購入しておけば、旅行時の露天風呂、サウナ内での過ごし方、お風呂内での視界確保と利便性と快適さは格段に上がるはずです。私も専用メガネを一本購入してみようかと思いました。

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