サウナの利用頻度をまとめた結果は!目的別や間違った入り方も注意

ハブオ
サウナはどれぐらいの頻度で入ればいいの?
友人
自分がサウナに入る目的を明確にすると入る頻度を割り出せるよ
  • 「サウナでストレスを発散させたい」
  • 「美容にいいらしいからサウナに通いたい」
  • 「健康のためにサウナを利用したい」
  • 「サウナでダイエットってできるのかな?」

サウナに行く目的は人それぞれです。そしてサウナに通う頻度もそれによって変わってきます。アンケート調査を元にみんなはどれぐらいの頻度でサウナに通っているのか?

推奨されている頻度はどれぐらい?入ってはいけない人はいるのか?毎日入っていいのか?
どれもサウナ初心者が疑問に思うところですよね。

私も最初はどれぐらいの頻度でサウナに通えば良いかわかりませんでしたが、サウナーの友人の助言もありスムーズにサウナにハマることができましたよ。

この記事ではサウナーの友人から聞いた情報を元にサウナの頻度に関する疑問をわかりやすくお伝えします。最初はアンケート調査でのみんなの利用頻度を見てみましょう。

アンケートで分かったみんなの利用頻度


引用元:アルファあなぶきStyleサプリサポートドリームニュースアソビュー

アンケート調査の結果
  • 1位 1ヶ月に1回程度
  • 2位 月に2~3回
週2回以上通っている割合は1割強程度しかいませんでした。(いわゆるヘビーユーザーです)
ここ数年通っていない人も増えたのはコロナウイルスで外に出歩かなくなったのが原因ですね。

アンケートの内容から月に1~2回程度がライトユーザーや初心者の利用頻度と言えます。

書籍などで推奨されてる利用頻度

日本サウナ・スパ協会が推奨するサウナの推奨頻度は1週間に2回
これを2ヶ月続けることで体のパフォーマンスを維持できると言っています。


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医師が教えるサウナの教科書で加藤氏がおすすめする推奨頻度は週2~3回
極端な頻度と温度差は控えてくださいと注意書きがあります。

サウナの効果を最大限生かすなら週2~3回が理想です。

アンケート調査の利用頻度と比べると推奨回数は多いでが、その背景にはお金や時間の制約があると考察できますね。
家から近かったり、独身だったり、お小遣いに余裕があれば可能な回数かもしれませんね。

目的別での利用頻度

サウナは人によって入る目的が違います。私の場合はストレス発散やリフレッシュが目的ですが、ダイエットのために入る人、健康のために入る人、美容のために入る人とそれぞれ目的があります。なのでそれぞれの理想の利用頻度を調べてみました。

  • ダイエット 週1~3回
  • 美容 週2回
  • 健康 週2回
  • ストレス発散 週2回

それぞれ詳しく解説していきます。

ダイエットのため

サウナに入ることで新陳代謝を上げて汗が出やすい状態になります。また余分な水分が抜けるのでむくみを解消することができます。
代謝が上がる分、いつもと同じ運動でも痩せやすくなります。

サウナのみでダイエットをすることはできません。痩せやすい体質に変えるところまではサウナでできるので運動をプラスしてダイエットを目指しましょう。

美容のため

サウナではダメージを受けた細胞を修復するヒートショックプロテインというタンパク質が出ます。皮膚の温度に依存し心部体温が38度を超えたあたりから出て細胞を修復してくれる素晴らしい細胞です。

この細胞は植物も持っていて、しおれたレタスを50度のお湯にしばらくつけておくとシャキシャキの状態に戻る現象がおきます。この現象が人の体でも起こるわけです。

実施した2日後をピークに1~3日はヒートショックプロテインは増加します。つまり週2回行うことで効率的に肌を修復してくれるわけです。

美容のためにサウナに入る人はサウナと水風呂はセットにしてください。サウナ室で血流を促進させ新陳代謝を高めてくれます。血液の役割は身体に栄養を届けること、老廃物を排出することなので、食事で得た栄養を身体中に届けた上で、不要な老廃物を体外に排出してくれます。

サウナ後に水風呂に入ることで開き切った毛穴をしっかり締めて非肌に良いサウナの入り方ができますよ。

週2回サウナに行けない人は

とは言っても週2回サウナに通うのは現実的に無理の人もいるかと思います。そこで代用できるのがHSP(ヒートショックプロテイン)入浴法です。
実はサウナに入らなくても自宅のお風呂で同じ現象を起こすことが可能です。

HSP入浴法
湯船の温度 入浴時間
40度  →  20分
41度  →  15分
42度  →  10分

  1. 目安は体温38度+汗をかくこと
  2. 入浴後は10~15分保温する
  3. 服を着て身体を冷やさないようにする
  4. 水分補給必ずして常温で取る(心部体温を冷やさないため)
お風呂に長く入れな人は半身浴でも大丈夫です。体温38度を目安にするのに舌下用体温計があると便利ですよ。

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高齢者や体力に自信のない人は無理をしないでください。

健康のため、ストレス発散のため

目安はあくまでも目安です。自分の通える範囲がベストな利用頻度になります。週2回が良いのは前述したヒートショックプロテインを効率よく出すため、人の生活で乱れた自律神経を整えるため、身体に溜まっている老廃物を効率よく排出するためです。

サウナに入ってはいけない人はいるのか?

持病やその時の健康状態などで入らない方が良い時があります。

  1. 子供(特に小学生以下)
  2. 風邪気味、体調が優れない
  3. 二日酔い、お酒を飲んだ後
  4. 高血圧の人
  5. 心臓が弱い人

小学生ぐらいまでは自分の体調の変化に気が付きにくいので一人でサウナい入らせないようにしましょう。脱水症状で倒れるリスクがあります。入る時は時間を短めにして無理をさせないようにしましょう。

風邪のひきはじめはサウナが良いという人がいますが間違いです。体調が悪い時はサウナに入らないでください。他の利用者の迷惑になる可能性もあります。

二日酔いやお酒を飲むと重度の脱水症状になるリスクがあります。サウナは入っては行けません。

高血圧の人で降圧剤を飲んでいる人はサウナに入らない方がいいでしょう。水風呂に入った時に血管が縮まり血圧が急上昇するので危険です。

心臓が弱い人は気をつけましょう。サウナは身体に負荷をかけるので倒れるリスクがあります。

毎日サウナに入っても良いのか?

ヘビーユーザーの中には毎日サウナに入っても大丈夫と言っている人がいます。結論から言うと

正しい入り方をすれば毎日サウナに入っても大丈夫です

正しい入り方と言うのは日によって水風呂の入る時間を短くする、または入らない、サウナを1セットでやめるなど自分で心地の良い入り方を知っている人です。

毎日同じ入り方をすると身体の負荷の方が大きくなり疲労感や倦怠感が出てきます。
入る時間や頻度よりも自分が心地いい感覚を見つけそれを大事にしてサウナを楽しみましょう。

サウナ依存症にはならないのか?


間違ったサウナ浴は依存症になるリスクがあります。

サウナ依存症とは
  • サウナ でしか快楽を得られなくなる
  • サウナに入れないとイライラしてくる

と言った症状が出ます。アルコール依存、ニコチン依存、ギャンブル依存、ランニング依存と同じ原理で過度な快楽物質の分泌が原因でやめられなくなる症状です。

ハブオ
ニコチンやギャンブルは私もハマったのでよく分かります。この状態になると意思でどうにかするレベルではなくなるので抜け出すのは大変になりますよ。

間違ったサウナ浴とは


依存症になりやすいサウナ浴とは、サウナ室と水風呂の温度差が異常(100度以上のサウナ室、10度以下の水風呂)だったり、
1日10セット行ったり、長時間サウナ室や水風呂位入るなどの普通ではあまりやらない入浴方法
のことを言います。

サウナで交感神経が活性化するとアドレナリンが分泌されます。貯蓄されたアドレナリンがなくなると原材料のドーパミンが分泌されます。一定量なら気持ちいいで済むのですが、過度に分泌され続けると身体がその快楽に慣れてしまい、さらなる快楽を求めて刺激的なサウナ浴をしてしまいます。

友人
依存症のサウナは「キマるサウナ」
目指すべきは「ととのうサウナ」
くれぐれも間違えないようにしよう

最後に

サウナの利用頻度はどれがベストなのかを多角的な視点で見てきました。目的によっても違うし、金銭面、施設までの距離などでも頻度は変わってきます。

サウナの頻度まとめ
  • アンケート調査では月1~2回
  • 書籍、スパ協会推奨は週2~3回
  • 目的別でも頻度は変わる
  • サウナに入っては行けない人、状態がある
    (飲酒後は絶対ダメ)
  • 正しい入り方をすれば毎日サウナ浴できる
  • 間違ったサウナ浴は依存症のリスクがある

突き詰めると自分が通えるちょうどいい回数が一番ベストと言えます。回数にこだわらずに自分が心地いい、気持ちよく入れる入浴方法を確立させてサウナ生活をより一層楽しみましょう。

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