ゴキブリが網戸の隙間から侵入!防ぐポイントと誰でもできる対処法

友人
網戸の隙間からゴキブリが侵入するって本当なの?

先日、友人と話をしていたら、

「網戸と窓の隙間からゴキブリが入ってきたかもしれない!」

という話題になりました。

ゴキブリが網戸の隙間から侵入するわけないでしょ!と思っていましたが、ゴキブリの生態を詳しく調べてみたところ、

ほんの少しの隙間からでもゴキブリは家に侵入するということがわかりました。網戸は性質上、飛んでくる虫には有効ですが、這って登ってくる虫には効果が弱いようです。

まさか網戸の隙間からゴキブリが入ってくるなんて、考えもしなかったので、かなり驚いたのですが、知ってしまったからには対策しておきたいですよね。

この記事では、網戸の隙間の場所と塞ぎ方、さらに網戸以外の侵入経路も調べたので参考にしてください。

はじめに、網戸の隙間がどの部分のことを言うのが実際に確認してみましょう。

ゴキブリが侵入する網戸の隙間とその対策

ゴキブリが侵入する網戸の隙間がどこなのか調べてみたところ、網戸の下の部分にちょっとした隙間があることがわかりました。

新しいタイプの網戸のはこの隙間はないようなのですが、私の実家は築30年近いので、網戸自体はかなり古いタイプになりますね。

網戸の隙間はココ

下の写真の部分が網戸の隙間です。網戸の一番下の部分ですね。古い網戸ほどこの部分の隙間ができてしまいます。

隙間に対するゴキブリの習性は

ここで、一度ゴキブリの習性について確認してみましょう。

ゴキブリの習性
  • 1.5mmの隙間があれば侵入することができる。
  • 光や人の生活臭に寄ってくる。
  • ジメジメした場所や家具の隙間を好む。
  • 部屋の観葉植物の土に卵を産み付けることがある
  • ダンボールや新聞紙はゴキブリが潜みやすい場所になる
  • ゴキブリは仲間の死骸も食べる
1.5mmの隙間から侵入できるというのは、ゴキブリ嫌いな人にとっては衝撃的ですよね。上の網戸の隙間の写真は1.5mm以上はあるので、放置していると侵入経路になってしまいます。

また、ゴキブリはジメジメして、狭くて、暗い場所を好んで生活します。生ゴミや、食べカス、調理汚れはゴキブリの餌になるので、注意が必要ですね。

私の実家でもやっていますが、下駄箱や収納棚に新聞紙や段ボールを敷くと、ゴキブリが卵を産み付けてしまいます。

ほかにも観葉植物の土の上は、卵を産み付けやすい場所です。水をあげ過ぎて受け皿に水が溜まっていると、ゴキブリの水飲み場にもなってしまいます。

では、網戸の隙間を塞ぎ方を実際にやってみたので、見ていきましょう。

網戸の隙間を塞ぐ方法

塞ぎ方を調べたところ、隙間テープ(モヘアシール)を使うのが一般的だとわかりました。さっそくホームセンターで探してみたところ、それらしいものを発見。

私が買ったのは網戸専用ではなく、いろんな用途に使える万能タイプですね。

隙間テープの裏面には使用箇所と使用方法が書かれています。網戸とは一言も書いていませんが、問題なく使えます。

網戸の隙間の広さとモヘアの毛の長さを合わせて購入してください。モヘアが長すぎると、網戸の動きに支障が出ます。
※モヘアとは網戸の両端に付いているモサモサした毛の部分です。

網戸の隙間テープを貼るには、網戸を外して、汚れを取り除かないと、隙間テープが剥がれやすくなります。

濡れたタオルで拭き上げれば、ほとんどの汚れは取れます。

網戸の縦枠の中央付近に真っ直ぐ隙間テープを貼り付けましょう。端っこに貼り付けると、隙間を塞げないことがあります。

後は網戸を取り付けて完成です。

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ゴキブリ侵入防止グッズ

網戸からの侵入は隙間を塞ぐことで対策できましたが、ゴキブリがすでに家の中にいる状態や、見つけてしまった場合に対処できるグッズをいくつか説明していきます。

柑橘系・ハッカ・ミントの香り


ゴキブリや多くの虫たちが嫌う匂いです。部屋でお香やアロマオイルを使ってゴキブリが寄り付かなくなる効果が期待できます。

部屋で観葉植物を育てるなら、ゴキブリが苦手な植物を育てるのもいいですね。

潤滑油・アルカリ性のもの


潤滑油、アルカリ性洗剤などはゴキブリを見つけた時に退治するものです。

ゴキブリはアルカリ性が苦手です。また体に食器用洗剤や、潤滑油などの液体をかけると、体の空気穴が塞がり窒息してしまいます。

さらに石灰を家の周りに撒いておくと、ゴキブリやシロアリが侵入しにくくなります。

ブラックキャップ


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ブラックキャップ(屋内用・屋外用)はゴキブリを根こそぎ退治したいときに使う毒エサです。餌を食べたゴキブリから連鎖式に他のゴキブリも退治することができます。

ゴキブリがいなくなるスプレー


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ゴキブリがいなくなるスプレーは匂いで寄り付かなくする効果が期待できます。〔柑橘系・ハッカ・ミントの香り〕と効果は同じですが、一度スプレーすると2週間効果が持続します。

では次の章からは、後網戸以外でゴキブリが侵入しやすい場所をピックアップして対策していきましょう。

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網戸以外の「別場所」ゴキブリ侵入防止法

私もまさか網戸の隙間からゴキブリが入ってくるなんて思ってなかったので、他にも見落としている侵入経路があると思い、一緒に調べてみました。

ゴキブリの侵入経路
  1. 玄関・ベランダ
  2. 換気扇
  3. 通気口などの小さい穴
  4. キッチンの排水口
  5. シンクの収納部分
  6. エアコンのドレンホース

玄関・ベランダ


玄関やベランダは開けっ放しにしている時や、閉め忘れて隙間ができている場合は要注意です。対策として、

  • ゴキブリが苦手な匂いを設置しておく方法
  • 毒エサ(ブラックキャップ)を設置する方法

が有効です。
私ならブラックキャップを玄関やベランダの隅っこに設置して、定期的にハッカ油を床にスプレーしますね。

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ハッカの匂いが苦手な人は、ブラックキャップだけでも良いと思いますよ。

室内用の動物や、小さいお子さんがいる場合は、ブラックキャップの設置は控えてください。誤飲すると大変危険です。

換気扇


換気扇からの侵入を防ぐなら、回しっぱなしにする方法が一番簡単です。電気代も24時間運転しても月100円程度しかかかりません。

しかし、レンジフードの換気扇は回しっぱなしにすることができないので、

  • ブラックキャップ屋外用を設置
  • ゴキブリがいなくなるスプレーを換気扇の周りに噴射しておく

これでゴキブリの侵入を抑制することはできそうです。

通気口などの小さい穴


通気口などの小さい穴は、表面や内側に網(防虫ネット)がされていれば問題ありません。

外とダイレクトでつながっている通気口の場合は、ゴキブリの苦手な匂いで寄せ付けないか、通気口に網(防虫ネット)で塞いで、直接ゴキブリが入らないように工夫しましょう。

私が個人的に対策するなら、部屋にゴキブリの苦手なアロマを焚きます。柑橘系でもミント系でもお好みのアロマを焚いて、ゴキブリが寄り付かない環境にします。

猫や犬を飼っている場合は、アロマの匂いは毒になってしまうので、控えましょう。

キッチンの排水口

排水口で気をつけて欲しいのが、ストレートタイプ排水口です。

私も調べるまで知りませんでしたが、ストレートタイプの排水口は下から虫が上がってくる場合があるそうです。私の会社のキッチンの排水口も写真の通りストレートでした。

しかし、排水口部分にきちんとプラスチックの蓋がされていれば、ほぼ大丈夫とのことなので、ご家庭の排水口を確認してみましょう。

ちなみにS字タイプの排水口はゴキブリが侵入することは絶対にありません。

シンク下の収納部分

排水口の確認と一緒にシンクの収納部分もチェックしましょう。小さい隙間があれば、塞いでゴキブリが入れないようにしましょう。また、収納部分に新聞紙や段ボールを敷いていた場合は、取り除くことをお勧めします。

ゴキブリにとって新聞紙や段ボールは居心地がよく、卵を産み付けてしまいます。できるなら定期的に整理と掃除を心がけたい場所ですね。

ちなみに私の家のシンク下には、新聞紙が敷いてあったので、さっそく取り除いておきました^^

エアコンのドレンホース


ドレンホースとは、エアコンから出た水分を外に排出する場所です。ホースの中は狭くて、暗くて、ジメジメしているので、ゴキブリの好む場所になります。

対策するなら専用のキャップ(ドレンキャップ)を取り付けましょう。

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値段も安く(500円程度)ホームセンターで買うことができます。タオルやストッキングなどで穴自体を完全に塞いでしまうと、水が逆流してエアコンから溢れてしまうので気をつけてください。

そのほかに気をつけたいポイント

かなりのレアケースですが、自宅付近で空き家の解体があるときは注意してください。

今まで空き家に住んでいたゴキブリやシロアリは、解体と同時に近隣の家に引っ越しを始めます。何も対策をしていないと、いつの間にか、自宅でゴキブリとシロアリが繁殖する可能性ができてますよ。

対策するなら自分の家の周り(基礎の部分)に石灰を撒きましょう。
石灰はアルカリ性で、ゴキブリやシロアリを含む多くの虫たちが苦手としています。雨で流れてしまうデメリットはありますが、心に留めておきましょう。

では次に、日常生活で気をつけたい行動も見ていきましょう。

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普段から心がけるゴキブリ対策

日常生活で気をつけたい行動
  • 家の中を清潔にする
  • ゴミ箱に蓋をする・ゴミを溜めない
  • シンクなどの水場では水分を残さない
  • 新聞紙とダンボールはゴキブリの住処になるので、溜めずに処分する
  • アルコール除菌を心がける
  • 家具と壁の間にあえて隙間を作る

家の中はこまめな掃除を心がけ、特に生ゴミは匂いを出さないように袋で縛ってゴミ袋に入れたり、蓋つきのゴミ箱にして対策をしていきましょう。

シンクの三角コーナーは、設置しないのが個人的にはおすすめですね。

ダンボール・新聞紙は一定量溜まってから捨てるケースが多いと思いますが、ゴキブリのことを考えると早めに処分しておきたいところです。

ゴキブリは狭い場所を好む習性があり、家具のちょっとした隙間が大好きなんです。なのでそこをあえて5cm以上離してしまいましょう。ゴキブリが不快に感じるので、自然と寄り付かなくなります。

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最後に

私はゴキブリが苦手で、知識として持っていることすら嫌だと思っていましたが、ゴキブリの生態を知ることで、家に侵入してくるリスクを格段に減らすことができるのだと痛感しました。

調べて分かった侵入経路もたくさんあったので、これからキッチリと対策していきたいですね。

では最後に、侵入経路を塞ぐ方法を振り返っていきましょう。

ゴキブリの侵入経路
  1. 玄関・ベランダ
  2. 換気扇
  3. 通気口などの小さい穴
  4. キッチンの排水口
  5. シンクの収納部分
  6. エアコンのドレンホース
侵入経路を防ぐグッズ
  • ブラックキャップ(屋内用・屋外用)
  • 網戸用隙間テープ
  • ハッカ・ミント・柑橘系の香り
  • ゴキブリがいなくなるスプレー

また、部屋は定期的に掃除をして清潔な状態を保つようにしましょう。食べカスや生ごみなどはすぐに処分する習慣をつけると良いでしょう。
ゴキブリの侵入経路を塞いで、快適な生活を送れるように、一緒に頑張りましょう^^

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