スクイジーってどうやって使ったらいいのかな?
掃除の仕事を始める前は、窓ガラスはタオルで拭くのが当たり前だと思っていましたが、プロが使う道具は一味違うんだなと清楚の仕事を始めてから気がつきました。
実際タオルで拭いても後が残ったり、一枚拭くだけでも結構な時間がかかりますよね。でもスクイジーを使うと、一瞬で窓ガラスを綺麗にすることができます。掃除屋さんなら絶対に持っている道具で、今では100均でも売っているほどポピュラーな商品になっていますよ。
ここで紹介する内容は
- スクイジーの選び方
- スクイジーの使い方やコツ
- スクイジーとセットで持っていると効率が上がるもの
- スクイジーの保管方法
を紹介していきますよ。
窓ガラスを簡単に綺麗にしたい方は参考にしてみてくださいね。
目次
スクイジーの選び方とおすすめを紹介
ネットで検索してもいろんなスクイジーがあってどれを選んだらいいのか分からない人のために、選び方のコツからお伝えしますよ。
- ゴムの密着性が高い(一番重要)
- ゴムの部分が取り替えられる(経済的)
- 長さが30〜35㎝(使いやすい長さ)
- 本体がステンレス製
- ある程度の重みがある
スクイジーで一番重要なのはゴムの密着性です。ガラスにぴったりくっつくことで一度の動作で窓ガラスを綺麗にすることができます。
プロが使うのは真鍮製で重みがある
(商品画像クリックで楽天市場に飛びます。以下商品画像も同様です。)
値段は少し高いですが、ゴムも取り替えられ、頑丈で使い勝手は申し分なしです。ただ、ゴム交換が少しだけめんどくさいですね。交換方法は後で説明します。
ステンレス製はいいとこ取りでおすすめ
こちらはステンレス製でサビにも強く、真鍮製のものよりも安く手に入ります。ネットで1200円でした。真鍮製のものとほとんど変わりなく使えますよ。ゴム交換も簡単なので一番おすすめです。
安さを選ぶならプラスチック製
こちらは値段も500円でプラスチック製の軽いスクイジーです。とりあえずどんなものか試してみたい人におすすめです。だいぶ軽いので女性にも使いやすいと思います。
窓ガラスに適さないスクイジー
窓掃除にはゴムの部分が一体型になっているスクイジーはおすすめしません。試しに使ったことがありますが、ゴムの部分が固すぎて綺麗に水をきれませんでした。お風呂場の壁や鏡には最適だと思いますよ。
100均の商品も個人的にはおすすめしません。ゴムの密着性が弱かったり、すぐに壊れたりします。
スクイジーの基本的な持ち方は
まずはスクイジーの基本的な持ち方をお伝えしますね。ちょっとしたコツを覚えておくだけで、すんなり使えるようになりますよ。
スクイジーのゴムの部分が均等に力が入る持ち方が良いとされています。慣れてくればどんな持ち方でも綺麗に水を切れる様になりますが、まずは基本を押さえておきましょう。
人差し指を伸ばす持ち方
私が最初に教わった時はこの持ち方でした。最初は少し持ちにくいかなと思いましたが、使ってみると意外としっくりくる持ち方ですよ。
人差し指を曲げる持ち方
こちらは伸ばした持ち方よりも力を入れられます。自分で試してみて、どちらか持ちやすいやり方を試してみてください。
普通に握る持ち方
スクイジーに慣れていくると普通に持っていても簡単に水を切ることができる様になります。慣れてきたらやってみてください。
窓ガラスの掃除の基本は縦に引く
スクイジーで窓ガラスを掃除する時は、窓ガラスの汚れをある程度取ってから、スクイジーを引っ張る必要があります。窓ガラス掃除の順番を簡単に説明すると
- 濡らしたタオルで窓の汚れを拭き取る
- 窓を十分に濡らす
- スクイジーで水分を切る
になります。参考になりそうな動画を探してみたので、動画で見たい人は参考にしてみてください。
ここから先は画像で説明していきますね。
- スクイジー
- タオル2枚
- 水の入ったバケツ
まずは窓ガラスについている汚れを濡らしたタオルで拭き取ります。
汚れが取れたら、窓ガラスを十分に濡らしていきます。写真ぐらいにバシャバシャにすると、スクイジーの滑りも良くなりますよ。
スクイジーをかける前に、窓枠の上をタオルで拭き取ります。こうすることでスクイジーの水はけが良くなりますよ。
スクイジーを上から下に引っ張ります。
少し斜めにしながら引っ張ると綺麗に水を切ることができます。
スクイジーは途中で止めると後が残ってしまうので、上から下まで一気に引っ張ります。
一列終わったらスクイジーに付いている水を拭き取ります。ゴムに水が残っていると、ガラスに水分が残ってしまう原因になります。
隣の列をやる時は5㎝ほど被せて上から下に引っ張ります。
これの繰り返しで窓を一枚終わらせます。小さい窓なら2回〜3回繰り返すと終わりますよ。
最後に窓枠に残った水分をタオルで拭き取ったら完了です。
慣れるとガラス一枚が1分ほどで終わるので、タオルで拭くよりも窓掃除の効率がグンと上がります。
スクイジーを横に引く場合の使い方
スクイジーは横に引くこともできます。ガラスによっては上から下に引けない場合もあるので一緒に覚えておきましょう。手順はほとんど一緒ですよ。
窓ガラスの汚れをタオルで拭き取る
窓ガラスを十分に濡らす。
窓枠の横の部分の水分をタオルで取る
スクイジーを横に引っ張る
ここでも少し斜めにすることで水のキレが良くなります。
ゴムの水分を取る。
作業を繰り返して窓一枚を終わらせる。
最後に窓枠に残った水分をタオルで取り切る。
スクイジーをより簡単に使うコツ
もしも説明した方法でうまくいかない場合は水に中性洗剤を少しだけ混ぜてみてください。食器用の洗剤で大丈夫です。
ガラスにはなるべく洗剤分を残したくないのですが、中性洗剤を入れることで、スクイジーの滑りが良くなり、より簡単に水を切ることができる様になりますよ。
目安の量は
水1ℓ:洗剤10mlです。
洗剤が濃すぎるとガラスに洗剤分が残ってしまうので注意してくださいね。
ガラスに筋が残る場合はゴム交換のサイン
スクイジーのゴムは使っても使わなくても劣化していきます。スクイジーを使った時に窓に筋が残る様なら交換の時期だと思ってください。
他には目視で、ゴムにヒビが入っているのが確認できる時は交換が必要になります。
写真だと少し分かりにくいですが、折り曲げてヒビが入るようなら交換しましょう。
スクイジーのゴムの交換方法
ゴムの交換をする場合は写真の様に端っこの金具を取り外し、ゴムを外側に引っ張ると一緒に金具も出てきますよ。
両側にある金具を取り外すと、ゴムを取ることができます。
ゴムの取り付けは今の逆の順序でやってみましょう。
スクイジーとセットだと便利になるグッズ紹介
最初の動画でも出てきましたが、窓掃除の便利グッズを紹介します。
正式名称はウォッシャーと言います。シャンプーやシャンパーと呼ぶ人もいますね。窓ガラスの汚れを取りつつ、窓を濡らしてくれる道具で、一度にたくさんの面積の窓を濡らすことができますよ。
写真の商品はマイクロファイバー素材なので、ちょっとした汚れなら簡単に取ってしまいます。値段はスクイジーより高い(3000円)ので、使ってみたいという人だけにおすすめします。
ネットで一番安かったのはコレです。
値段 1684円(税込)
マイクロファイバー性の方が吸水性が高く、吸った水が垂れないのでおすすめですが、上の商品でも問題なく使えますよ。
スクイジーの保管方法
スクイジーはゴムが一番大事なのは最初にお伝えしましたが、保管する時は、ゴムの劣化を防ぐために陽の当たらない室内に置いてください。
一番いいのはバラして専用のケースに入れるのが一番なのですが、それだと使いたい時に一手間で面倒になるので、壁にフックをつけて吊るしておくのが一番邪魔にならないかと思います。
写真のフックは100均で購入できますよ。お風呂場に置いておけば、鏡の水切りにも使えるので一石二鳥ではないでしょうか。
最後に
スクイジーについてあれこれ書いてきましたが、簡単にまとめると
- 選ぶ時はゴムが大事
- 100均の安いものは買わない
- 専用ウォッシャーがあるとさらに楽になる
- 保管する時は陽の当たらない室内へ
一度購入しておけば、ゴムが劣化しない限り何度でも使うことができます。(スクイジーを引っ張った時に筋ができたら交換時期です)
私が仕事で使う時は大体3ヶ月〜4ヶ月でゴムを交換しますが、一般的家庭で使う場合は一年ぐらい持ちそうですね。
変えゴムもネットで購入できるので何本か持っておくとすぐに交換できて便利ですよ。
変えゴムはこちらから買えます。
窓掃除が楽になるとだんだん掃除が楽しくなってきますよ。窓が綺麗だと部屋も明るくなるので一度試してみてくださいね。
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