【プロ対市販】エアコン内部洗浄を自力でやって見た

エアコンの掃除してますか?

今なんでも自分でやるDIYが流行ってますが

エアコン掃除も道具さえあれば意外と簡単です。

 

 

ここでは画像を使って

市販の道具とプロの道具でどれだけ違うのかを比較しています。

やり方も説明しているので

自分でやる参考にもなりますよ。

 

 

エアコンを確認しよう。

これが今回やるエアコンです。

ぱっと見は綺麗なエアコンでしたが

カバーを外して見てビックリ!!

 

エアコンのフィルターがホコリでびっしりでした・・・

最後に掃除したのいつだったっけ・・・

記憶にないので多分買ってから一度も掃除してないと思います。

 

エアコン掃除でチェックして欲しいのが

先ほどのフィルター

風の出てくる吹き出し口の中です。

 

この中にカビが繁殖しているので

覗いて見てください。

 

黒いブツブツがあればそれは全てカビだと思ってもらっていいです。

 

このエアコンの中もだいぶカビが生えているようです。

このカビが部屋中に撒き散らされていると考えると

鳥肌が立ってきますね。

 

小さい子供がいる方は要注意ですよ。

免疫の弱い子供は

喘息になったり病気の元になる怖い存在です。

 

【市販品】準備するものはコチラ

必要経費:約2000円

・エアコン洗浄スプレー(フィン用、ファン用)

・養生

・手袋

・カッター

・バケツ

・汚れていいタオル2枚

・脚立またはイス

 

全てホームセンターに売っていましたが

くうきれいだけはないお店もあるので

ネットで買うのがいいかと思います。

 

 

 

エアコンを順番に分解

それでは順番に部品を外していきます。

まずは一番上のカバーから

 

続いてフィルターを外していきます。

ここまでは誰でも簡単に外せると思います。

 

 

本体のカバーを外していきます。

注意点として

はじめにネジを外します。

 

ネジは通常2個から4個ほどついているので

チェックしてみてください。

 

ほとんどのエアコンは赤丸で囲んだ部分にネジかついています。

このエアコンは5個ありました。

 

 

 

 

見つけたらドライバーを使って外していきます。

 

 

ネジを外したら本体のカバーを外すのですが

吹き出し口の羽が邪魔して取れないことがあるので

先に羽の部分を取ることをお勧めします。

 

 

分解するとこんな感じになります。

 

 

本体はこんな感じです。

だいぶスッキリしました。

リモコンセンサーの部分は水がかかると壊れるので

外してテープで固定してください。

 

エアコンの周りを養生します。

洗剤が壁や床に溢れるのを防ぐためにやります。

ちょっと長めに養生するのがコツです。

養生が終わったら

エアコンの真下にバケツを用意します。

 

先ほどの養生をバケツに伸ばしていきます。

 

 

汚れた洗剤が全てバケツに落ちるようにしてくださいね。

 

丸で囲んである場所は洗剤をかけてはいけない場所なので

タオルで養生をします。

 

こんな感じで被せてあれば大丈夫です。

 

 

 

エアコン洗浄スプレーでフィン洗浄をします。

やる部分は写真の銀色のアミアミの部分です。

使う洗剤はホームセンターで一番安価で売っている洗浄スプレーです。

一本300円くらいで売っています。

 

裏面に使い方が書いてあるので

一読してから使用してください。

簡単に説明すると

ただ吹き付けるだけです。

 

使って見てわかったのですが

このスプレーだと一台掃除するにはちょっと量が足りない気がします。

実際私がやって見たところ

最後まで吹き付ける前に無くなってしまいました・・・

最低2本は買っておいた方がいいです。

 

写真でもわかりますが

表面はだいぶ綺麗になった気がします。

スプレーが終わったら約10分放置し終了です。

 

くうきれいでファン洗浄をします。

放置している間にファンの洗浄をしてしまいます。

使う洗剤はこれです。

 

くうきれいという洗剤で

ムースで汚れを浮かせて

リンスで洗い流す感じの洗剤です。

 

 

使うとわかるのですが

かなり泡泡になります。

こちらも内部に行き渡るように満遍(まんべん)なくかけていきます。

必ず使い切ってください。

洗剤をかけたらこちらも15分放置します。

 

 

しばらくすると泡が茶色くなって落ちてきました。

洗剤が効いている証拠ですね。

 

 

15分立ったらリンスで流していきます。

リンスを吹きかけるとみるみるうちに

泡が消えていくのですが

どうしても少し残ってしまいます。

 

 

 

落としきれない汚れは水で洗い流す。

水を入れたスプレーを使ってさらに洗い流すことをお勧めします。

取りきれない泡はタオルで拭き取るのもいいと思いますよ。

 

ある程度拭き取ったらエアコンの電源を入れて

試運転していきます。

中の汚れが飛び散る可能性があるので

タオルで押さえてから運転スイッチを押してください。

 

最初よりもだいぶ綺麗になったような気がします。

奥にまだ少し残っていますが・・・

 

市販の洗剤の成果がこちら

バケツに落ちた汚れを見てみると

茶色い汚水がありました。

汚れが落ちた証拠ですね。

これで洗浄は終了になります。

 

 

【プロ用】用意する道具はコチラ

続いてプロが使っている洗剤と道具でそのままもう一度洗浄してみます。

使う道具はコチラ

 

必要経費:約2万円

・アルカリ性の洗浄液(200〜300ml)

・電気式または蓄圧式噴霧器

・脚立

・バケツ

・水10ℓ

・ドライバー

・タオル2枚

 

市販用でやった養生がそのままの状態なので養生は省きます。

洗浄液200mlを水5ℓで薄め洗っていきます。

 

やる順番は市販品と同じでフィンが最初で

終わったらファンをやります。

 

洗剤と水の勢いでよく流していきます。

 

ファンの中も同様に全体的によく洗います。

くれぐれも電気部分に水がかからないようにしましょう。

大量の水を使うので養生がきちんとしていることを確かめ

本体の基盤付近にかからないように慎重に作業をしていきます。

 

洗剤で洗った後に

水道水を5リットル入れて

同じ作業を繰り返します。

水で洗剤分を全て洗い流すのが目的です。

 

作業後の写真がこちら

 

大量の水と洗剤で洗ったので

中の汚れがほぼなくなりました。

 

フィンの中も綺麗です。

 

洗浄が全て終わったら

また試運転していきます。

中の水が飛ぶのでタオルで押さえて運転します。

1分ほど運転したら養生を外していきます。

 

 

 

外した養生はまとめてバケツに入れて

捨ててしまいまししょう。

 

プロ洗剤の成果がこちら

さて

肝心の洗浄後の汚水はというと・・・

真っ黒です。

さっき市販の洗剤で洗浄した直後なのに

まだこれだけ汚れが出てくるんですね。

 

比べると一目瞭然です。

プロが使う洗剤おそるべしです。

 

 

本体の洗浄が終わったら

試運転している間にカバーの洗浄をしていきます。

私のエアコンはフィルターのホコリがひどいので

掃除機の毛の付いたブラシでホコリを先に取ってしまいます。

 

 

 

ついでに目立ったホコリを先に取りました。

これで水洗いが楽になります。

 

下の写真のフィルターが付いている人は

絶対に洗わないでください。

紙でできているフィルターなので

洗うと使えなくなってしまいます。

掃除機でホコリだけ落としたら完了です。

 

掃除機だけでだいぶ綺麗になりました。

 

フィルターなんて見違えるほどです。

水洗いしなくてもいいんじゃないかレベルです。

 

 

でも洗います!

使う洗剤はアルカリ性の洗剤がお勧めです。

エアコンに付く汚れはタバコのヤニ

キッチンなどで飛び散ったが主です。

 

 

これらの汚れはアルカリ性の洗剤で簡単に落とすことができるので

汚れを見て使って見てください。

もちろん手袋必須です。

手荒れの防止になります。

スポンジの柔らかい部分で洗っていきます。

 

 

お風呂で洗うのが一番お勧めです。

お湯を使った方が汚れが簡単に落ちるからです。

お風呂が汚れるのが嫌な人は外の水道で洗ってもOKです。

 

バケツに洗剤を入れてバチャバチャ洗っていきます。

 

 

 

細かい部分は歯ブラシを使って綺麗にしていきます。

 

綺麗に洗ったら洗剤分を洗い流し

タオルで拭き取ります。

フィルターが新品みたいになりましたww

カバーの汚れもちゃんと落ちました。

エアコンの部品を戻す前に

エアコンのスイッチを切り

ファンの中を綺麗に拭き取りましょう。

ドライバーを使ってタオルを突っ込み中の水分と残っている汚れを

全て拭き取りましょう。

 

これでエアコン洗浄は全て終了です。

 

エアコンの部品を取り付ける

エアコンの部品を取り付けます。

養生を全て外したら

リモコンセンサーを元の位置に戻します。

 

続いてカバーを取り付けます。

 

 

 

フィルターも順番に取り付けていきます。

最後にカバーを取り付けたら完了です。

 

 

まとめ

市販とプロの違いはただ使っている道具が違うだけで

やっていることは一緒です。

 

ただその洗浄力は段違いだということがわかりました。

 

市販のスプレーは気休め程度と考えて使うのがいいかと思います。

専門業者にエアコン洗浄を頼むと

1台約8千円〜1万2円かかります。(機種によって変動します)

 

 

でも一回やってしまえはその後2〜3年やらなくても

大丈夫なんです。

個人的には毎年内部洗浄しなくてもそこまで汚れません。

 

カビ予防とフィルターの掃除だけ

して入れば毎年快適な夏を過ごせますよ

 

カビ予防方法はこちらの記事で書いているので

チェックして見てくださいね。

【超簡単】1秒でできるエアコンのカビ予防方法

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