意識してない時にいきなりくる静電気のバチッて嫌じゃないですか?例えばドアノブに触った時や、車のドアを開けた時、お店のドアを開ける時なんかは金属のドアだと開けたくなくなっちゃいますよね。
私の友人も静電気体質で冬になると自分でドアを開けようとしません。多分静電気が怖いからだと思うのですが、一人の時はどうしているんだろうと心配にもなります。
そこで色々と調べてみて静電気が起きる原因や仕組みと、今すぐにできる予防対策をまとめました。静電気対策に役立ててくださいね。
静電気の原因
静電気は夏より冬の方が多く発生しますが、その理由は気温と湿度に関係してきます。
- 気温25度以下
- 湿度20%以下
で静電気は発生しやすいと言われているので、乾燥している冬は特に注意が必要になっていきます。
湿度が高いと、空気中に水分が多いということなので、電気は水分を通して外に逃げ易くなりますが、乾燥して湿度が下がると、空気中の水分も減って電気は逃げづらく帯電してしまいます。
では静電気の起きる仕組みを簡単にみていきましょう。
静電気の仕組み
電気はプラスとマイナスの2種類あります。物体には同じ数だけプラスとマイナスがあってバランスが取れていますが、物体同士が接触したり、擦れたりすると電気が移動してバランスが崩れてしまうんです。
崩れてしまった電気のバランスを元に戻そうとする時に、静電気が発生してバチッとなるんですね。
では静電気を予防する簡単な対策から紹介していきます。
手軽に静電気を防ぐ方法6選
ここではいますぐできるお手軽な方法から、ちょっとした道具を使って実践する方法までを教えちゃいます。
手のひらで直接触る
多くの人が一番警戒するのがドアノブではないでしょうか。私もドアノブにはい思い出がありません。何も除去グッズを持っていない時にやってみてほしいのが、手のひらでドアノブに触ることです。
手のひらには痛覚がほとんどなく、静電気が走っても痛みを感じずらいので指で触るよりも格段に気持ちがらくになります。
壁、コンクリート、木材を触る
金属を触る前に壁・コンクリート・木材を触って体に溜まっている静電気を放電してあげましょう。プラスチック製品は放電をする効果がないので注意してくださいね。
金属のものを使って金属を触る
直接金属に触るのが怖い人はおすすめです。
一番身近なものだと自宅の鍵でしょうか。ドアノブに鍵で触って放電することで、自分のところまで静電気がこないようにする方法です。静電気防止キーホルダーの簡易版みたいなものですね。
ミネラルウォーターを飲む
体にミネラルを取り入れることで帯電体質の改善が見込めます。電解質を取り込むという意味では、アルカリイオン水やアクエリアスがおすすめです。
服の組み合わせを変えてみる
冬になると重ね着をすると思いますが、服同士の摩擦だけで静電気は起きるのです。また服の種類によって静電気を溜めやすいものと溜めづらいものがあるんです。簡単に言ってしまうと、
合成繊維と天然繊維の服を混ぜて重ね着すると静電気が溜まり易くなる。
服を選ぶ時は合成繊維のみか天然繊維のみでコーディネートするだけで静電気対策になります。
柔軟剤を使う
衣類を洗濯する時に、柔軟剤を使っていない人は、これだけで静電気防止対策ができます。柔軟剤には静電気を溜めずらくする成分が含まれています。
おすすめ静電気除去グッズ3選
お手軽に手に入るグッズからオシャレを楽しみながら静電気を防止する商品まで選んでみました。参考にしてみてください。
静電気軽減ブレスレット
シンプルデザインで男女問わず使えるブレスレットです。写真の商品はマグネットでパチンと簡単に取り外しができ、チタン、ゲルマニウムがコリを緩和してくれるダブル効果が期待できます。
除去するというよりは軽減アイテムの1つと考えた方がいいですね。ブレスレット系は100均でも手軽に手に入るので、気になったら探してみてください。
静電気防止マフラー
冬に欠かせない防寒対策といえば、マフラーです。髪の毛の静電気防止にも役立ち、一緒に防寒対策もできるので一石二鳥になると思います。
静電気除去靴
ゴム製の靴はどうしても静電気を逃がしづらいものが多いので知らない間に体に静電気が溜まってしまいます。静電気体質で困っている人が最後にたどり着くのが靴のようですね。普段歩いている時に常に放電してくれる靴は、静電気対策としてもかなり効果が期待できます。
最後に
静電気の仕組みと原因を知るだけで、簡単に対策することができます。
- 金属に触る前に放電してあげる
- ミネラルウォーターを飲む
- 服の組み合わせを変えてあげる
あたりはすぐにできそうな対策なので、ぜひやってみてくださいね。
個人的には手のひらで触るが一番しっくりきました。何も持っていない状態でできる対策の中では一番簡単ですからね。
静電気を溜め込みすぎないで適度に放電できる環境を作ることも大事だと思います。一緒に静電気対策をして、冬のバチバチから解放されましょう。