サウナの羽衣とはどんなもの?上手にできるポイント3選を紹介するよ

サウナがブームになり、興味ができた時期に様々な用語を聞くようになりました。

ととのう、サ飯、羽衣、オロポなど実際にサウナを体験してから聞く言葉も多く、意味も次第に理解できるようになります。

この記事では主に水風呂に入ったときの羽衣について解説していきます。私自身は水風呂が苦手であまり長時間入ることはありませんが、それでも羽衣を体感したことはあります。できる仕組みできない条件なども説明するので参考にしてください。

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羽衣とはどんなもの

羽衣とは一言でいうと
身体の表面を覆ってくれる膜のことです。

水風呂に入ってしばらくジッとしていると水と身体の境界に膜のようなものができて水の冷たさを軽減してくれます。その結果水風呂が冷たいから気持ち良いに変わる現象です。

羽衣ができる原理、仕組み

羽衣の正体は温度境界層といわれるもので熱交換をするときにできる現象です。

熱交換の流れ
  1. 温度は熱の高いところから低いところへ移動する性質がある。
  2. サウナで身体を温め水風呂に入ると身体の熱は水風呂の方へ移動して体温は下がる。
  3. 一定時間(10秒程度)ジッとしているとこの熱の移動が緩やかになる
  4. 身体の熱がみずに移動したときに水の温度はちょっとだけ上がる
  5. 温度が上がった水が身体の周りに層を作ってくれている。

同じ原理の身近な家電

熱が高いところから低いところに移動する性質を使ってものを冷やしたり温めりする身近な家電もあります。

エアコン、冷蔵庫、オイルヒーターが代表的なものです。

どれも熱交換を効率的に行うことで温度を下げたり上げたりしています。

羽衣を上手に作るポイント3つと注意点

上手に羽衣を作る3つのコツ
  1. サウナで十分に身体を温める
  2. 水流のない場所で水風呂に浸かる
  3. 水風呂は一気に肩まで浸かり動かない

それぞれを詳しく解説していきます。

サウナで十分に身体を温める

サウナの初心者は90度近い室内で長い時間入れない人が多くいます。私自身も得意ではありません。熱いからといってすぐに出てしまうと、身体の中が暖まらないので、水風呂が冷たく感じてしまいます。

サウナ室が苦手な人は事前に湯船で5分程度身体を温めてからサウナ室に入りましょう。お湯の中で事前にに温めているのでサウナ室が短時間であっても身体の中まで温めることができます。

サウナ室に入っている目安ですが、時間よりも自分の心拍数を意識しすると良いとされています。サウナ時計の針が10秒動くまでに心拍数が20回以上あれば120以上あることになるので、そこに達した時点がサウナ室を出るのに適したタイミングになると言われています。

心拍数を目安にするのはサウナの教科書という本で現役の医者がお勧めしている方法です。私も読みましたがサウナの入り方から注意点まで書かれているのでとてもおすすめですよ。

水流のない場所で水風呂に浸かる

水風呂の中ではなるべく水の動きがない場所に入るようにしましょう。水風呂によっては下から泡が出るタイプや壁からジェットのように水が出ている施設もあります。

水の動きはない方が良いので泡が出ている施設、常に水が攪拌されている水風呂は羽衣はできないと思っておいてください。

羽衣は繊細で人が他の利用者が水風呂に入った波紋だけでなくなってしまいます。Twitterで分かりやすい漫画があったのでこちらも参考にしてください。

水風呂は一気に肩まで浸かり動かない

羽衣は繊細なので水風呂ないでは動かないようにしましょう。水風呂内が自分一人で、水の動きがない状態、水の温度が15度以上あれば入って10秒ほどで羽衣ができやすいです。

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羽衣ができにくいポイント

泡がでいる、水が常に攪拌されているは上記でも説明しました。その他に水風呂の温度が重要になってきます。

水温が14度以下に設定されていると初心者には冷たすぎて羽衣ができる前に体が冷えてしまいます。温度が表示されていない施設もあるので、事前に従業員に確認すると良いでしょう。

ハブオ
私の通っているサウナ施設は14~15度ぐらいに設定しているようで、個人的にはちょっと冷たすぎるんですよね・・・
最初に羽衣を体感したサウナの水風呂は16度程度はある小さい水風呂だったのでとっても入りやすかったです。
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アンケート調査の結果


引用元:プレスリリース

調べていたら水風呂に関する面白いアンケート調査を見つけました。
羽衣を気持ちよく体感するために、脱毛をする人が半数以上いることに驚きです。

サウナのためにそこまでする人がいるというのは賛否あるかと思いますが、私自身はサウナのために全身脱毛までしたいとは思わないですね。

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最後に

サウナの水風呂でできる羽衣について解説してきました。

羽衣とは一言でいうと、身体の表面を覆ってくれる膜のことです。
羽衣ができると水風呂の冷たさを感じにくくなり、長い時間入っていられます。

羽衣を作る3つのポイント
水風呂ないでは動かない
サウナで十分に身体を温める
水風呂ないの水流がないところを選んで入る

羽衣自体はとても繊細で、ちょっとの水流で簡単に剥がれてしまいます。人の出入りの波紋だけでなくなってしまうので、混雑時はできないものだと思って入った方がいいですね。

貸し切り状態で使えるなら羽衣は割と簡単に作ることができるので、時間帯をずらして挑戦してみてください。不思議な感覚で楽しいですよ。

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