エアコンは暑い日だと効かない!対策と涼しく過ごすためのコツも紹介

昨今の夏は猛暑が続いてどんどん最高気温が更新されていますよね。そんな暑い夏にエアコンが効かなくなることってありませんか?

私の実家も猛暑にエアコンが効かなくなり、ついに壊れたのかなと思っていましたが、色々と調べてみた結果、あることが原因で効きにくくなっていることが判明しました。

部屋のエアコンの効きが悪くなってきたらまずは原因を突き止めてみましょう。自分で解決できる方法と部屋を涼しくするためのコツまで紹介しますよ。

まずは「エアコンが効かなくなる原因と対策」から見ていきましょう。

エアコンが効かなくなる原因と対策

夏にエアコンの効きが悪くなる原因は大きく4つあります。

  • 室内機の中がホコリだらけ
  • 室外機が直射日光で熱くなっている
  • 窓や外壁・屋根が熱を持っている
  • エアコンが古すぎる

エアコンの室内機を掃除していない場合は、ホコリやカビが溜まって熱交換がうまくいかないことがあります。これはお掃除機能がついたエアコンでも一緒で、エアコン内部のフィルターにホコリが溜まると、冷却効率がグンと下がってしまいます。まずは前面パネルを開けてチェックしてみましょう。

また、室外機に直射日光が当たって熱くなっていると、熱交換機能が低下してぬるい風しか出てこなくなる場合もあります。室外機を確認して熱くなっているようなら、陽が当たらないように工夫する必要があります。

窓や外壁、屋根が熱くなっている場合は、そこからの熱が室内に入ってきて、部屋の温度が下がらなくなります。

外壁や屋根に関しては断熱材を入れ直す必要が出てくるので、基本的には業者に依頼しないといけないですね。夕方以降に壁や屋根に水をかけて温度を下げる方法もあります。

熱くなっているものを急激に冷やすと屋根の材質によっては痛む原因になるので注意してくださいね。

エアコンが古すぎる場合は、直す直さない以前に買い替えを検討する必要性があります。最新エアコンほど冷房効率が上がって電気代もかからないようになっています。(販売価格は上がっています)

私の先輩は最新型のエアコンを導入したら電気代が数千円下がったと言っていましたよ。使い方次第では半分ぐらいまで電気代が下がることもあるそうです。もしも家のエアコンが10年以上使っているのなら、検討してみるのも1つの手だと思いますよ。
ハブオ
ちなみに私の実家の場合は、室外機が直射日光で熱くなりすぎて、ぬるい風が出ていたのが原因で、このあと紹介する対策でなんとか夏を乗り切りましたよ。

ではそれぞれの対策を詳しく説明していきますね。

室内機のフィルターの掃除をする場合


室内機のフィルターがホコリで詰まっている場合は、綺麗に掃除してあげることで、使用電力も減ってエコにもつながり、エアコンの効きもよくなりますよ。

やり方は簡単でフィルターを取り外して、掃除機でホコリを吸ってあげるだけです。新聞紙をフィルターの下に敷くことで吸引力をあげることもできますよ。

もしもフィルターが油でギトギトになっている場合は、浸け置きする必要があります。詳しいやり方はこちらで解説しているので参考にしてみてください。

エアコンフィルターの掃除方法!プロ目線での簡単&徹底技をご紹介

2019.03.21

室外機の熱を取る場合


室外機が直射日光で熱くなっている場合は、いくつか方法があります。

  • 室外機の上に水を入れたバケツとタオルを置く
  • 室外機の上にサンシェードを取り付ける
  • スダレで日陰を作る

どれも効率的に室外機の温度を下げる効果があるので、自分の好きな方法を試して欲しいのですが、家にあるものだけで涼しくするなら、バケツとタオルを使った方法が手っ取り早いと思います。


これはテレビでも紹介されて、その年は全国で流行った記憶がありますね。うちの実家もこの方法を試してエアコンの効きが良くなったので効果は保証しますよ。

サンシェードを取り付ける場合は熱くなる前に行うのが一番効率がいいと思います。サンシェード自体に熱を冷ます効果はないので、朝のうちに取り付けて、室外機の温度が上がらないようにするとエアコンの効きが落ちません。


写真のように簡単に取り付けられます。100均で購入することもできるので安上がりですよ。

スダレを使う場合は少しコツがいります。また日よけとしては一番効率は落ちると思います。


写真のように室外機から出る風を妨げないようにする必要があるので3つの中で一番設置が難しいかもしれませんね。

窓からの熱気を取るなら断熱シートがおすすめ


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窓に直射日光が当たって部屋を熱くしている場合は、断熱シートを貼って熱が部屋に入ってこないようにする方法があります。

UVカットしてくれる上に、冬は結露も防止してくれる優れものです。デメリットは剥がす時にガラスに粘着剤が張り付いてしまうことぐらいでしょうか…

すりガラスなど凹凸のあるガラスには使用しないほうがいいかもしれませんね。粘着剤が付くと取るのがとても大変になりますよ。

ガラスを汚したくない人はスダレや緑のカーテンを窓の外に取り付ける方法がいいと思います。


スダレは家の景観を損なう場合もあるので、そういうのを気にしない人におすすめです。緑のカーテンは実家でもやりましたが、育つまで時間がかかるので即効性がないのがネックでしたね。

もしも緑のカーテンを作る場合はアサガオを使うのがいいですね。ゴーヤなどの野菜関係は育つのに時間がかかるのと思っているよりカーテンになりませんよ( ;∀;)

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扇風機を一緒に使うと冷却効率が上がる

エアコンと使うときは扇風機も一緒に使うと冷却効率が上がります。空気は暑いと上に、冷たいと下にたまりやすいので、部屋の天井が暑いままだとエアコンで冷やしてもなかなか部屋全体が涼しくならないこともあります。

対策として、扇風機を天井に向けて部屋の空気を攪拌してあげましょう。

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サーキュレーターの方が小さくて使い勝手はいいのですが、家にある扇風機でも十分使えます。天井に溜まっている暑い空気が下に降りてくるので最初は蒸し暑い気がしますが、部屋自体の温度はすぐに下げることができますよ。

部屋にこもった熱を素早く出すのにも最適

仕事から帰ってきて部屋が蒸し暑くなっている場合にも扇風機が活躍します。すぐにエアコンを付けると部屋の暑い空気はなかなか冷えませんが、一度外の空気と入れ替えることで部屋の温度を下げることができます。(正確には外気温と一緒にできます。)

窓を開けて扇風機を窓に向かって当てます。そうすると部屋の暑い空気は外に逃げて、外からは涼しい空気が入っていきます。扇風機を当てている窓と対角線状の窓も開けると換気効率を上げることができますよ。

これは夏の車内の温度を冷やすときに使う方法と一緒で、助手席側の窓を開けて運転席のドアを何度か開け閉めするだけで、車内の熱気を追い出して外気温と一緒にすることができます。


わかりやすい動画もあるので気になる方はチェックしてみてください。
熱気を追い出した後にエアコンをつけた方が冷却効率が上がりますよ。

寝る時は除湿運転の方が身体には優しい


エアコンとつけながら寝ると、よく日体がだるくなることありますよね。でもエアコンを使わないと熱くて寝付けないの悪循環

そんな時は除湿運転で就寝してみることをおすすめします。
ムシムシして寝付けない原因の1つに湿度が関係してきます。人は寝る時に汗をかいて体温を下げるのですが、部屋の湿度が高いと体温を下げることが出来ずに、寝つきが悪くなってしまいます。

湿度は50%になるようにしておけば、汗をかいてもベタベタと不快に感じなくなります。部屋に湿度計を設置して空調管理をするように心がけると寝るときもぐっすり寝れるようになりますよ。

また起床する時間に合わせてエアコンが切れる設定にしておくと、室温と一緒に体温も上昇してスッキリ起きることもできます。

寝るときも扇風機を一緒に使ってみる

寝る時にも扇風機を使うことで、快適な睡眠をとることができます。コツは直接身体に風を当てないことです。壁に向かって扇風機を当てて反射したその風を身体に当てることで、火照った体のアラ熱が取れてぐっすり寝ることができます。

直接身体に当てると、体が冷えすぎたりして起きた時にぐったりすることもあるので注意してくださいね。

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最後に

エアコンが効かないと思ったらまずは室内機と室外機のチェックからしてみましょう。そのあとは窓のチェックをして室温が上がっていないかを確認します。

自分でできる範囲で対策するだけでエアコンの効きは格段に上がるはずですよ。私の実家も買い替えを検討するほどでしたが、試行錯誤の末に今も現役で活躍しています。

何事もまずはやってみるのが大事ですね。

それでも壊れるときは壊れてしまうので、そのときは素直に買い替えを検討してみてください。なんにせよ扇風機は一家に一台以上あっても活躍するので持っておくと便利ですよ。

快適な夏を過ごすために、事前に準備しておきましょうね。

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