こんにちはハブオです。
水道の凍結といえば2018年にあった大寒波を思い出します。
マイナス5度〜10度になる日が何日も続いて
私の家は自宅の給湯器が凍り
駐車場の水道管は破裂しました。
お湯の使えない日々と
水すら使えない日々が続きどんなに不便な毎日を過ごしたか( ;∀;)
トイレもお風呂もままならない日々・・・思い出したくもありません。
そんな事態にならないように
事前に自分でできる防止方法と凍結・破裂してしまった時の対処方法を
調べてみました。
大まかな修理費用も最後に乗せているので目安にしてください。
目次
・【結論】凍結を防止する方法と凍結時の対応は?
凍結を防止する方法はいくつかあります。
・少量の水を足しっぱなしにする
・お風呂のお湯を張り追い焚き状態にしておく
・むき出しの水道管は事前に保温チューブを巻いておく
・凍結防止グッズを設置しておく
・水道メーターの周りをタオルで保温しておく
水道が凍結してしまった時の対処は?
水道管が凍結した時の対応は簡単に言えば
自然解凍に任せるか
自力で解凍するかです。
どちらもメリットデメリットがあるので
凍結防止方法と一緒に順番に解説していきます。
・凍結する温度と凍りやすい場所を知って対策しておく
水道管はマイナス4℃で凍ると言われています。
なので冬の時期に低温注意報が出た時は注意が必要です。
屋外の水道管がむき出し状態の場所は高確率で凍ります。
おはようございます。今朝は関東地方は底冷えの寒さです。熊谷では6時現在-2.5℃秩父では-4.8℃です。秩父地域には低温注意報が出ています。暖かくしていい日曜日をお過ごし下さい。
今日は「電話の日」です。1890(明治23)年東京・横浜間で初めて交換手を通じて電話がつながり記念日となりました。 pic.twitter.com/pIj1EN7MTW— ろーかる (@waterhandtea) 2018年12月15日
他には北向きにある水道
日陰にある水道が凍りやすいです。
給湯器の吸水管も凍る可能性があり
凍ってしまうとお湯を出すことができなくなるので
特に注意が必要です。
凍結防止対策は?
冒頭で話した防止策を順番に解説していきます。
・少量の水を出しっぱなしにする。
凍りそうな水道に対してとても有効です。
ちょろちょろ出しとも言いますが
水道の水が一本の線になるぐらい出すのが目安です。
ツイッターでも投稿していた人がいたのでシェアします。
気温が-4℃を下回ると、外部に露出している水道管は凍ってしまうそうです。凍結防止に水を流しっ放しにした場合の水道料金を調べてみました。1分間に100ml程流した場合、1時間で6L、仮に10時間流した場合、14.4円です。(全国平均1L=0.24円) 明日も-7℃予報なので、実践してみます!#水道 #凍結防止 pic.twitter.com/v5Wqc4cXF3
— ゴン好き (@tatsuya_0816) 2018年1月25日
ツイッターのつぶやきでも分かる通り
一晩水を出していても
かかる費用はたったの数十円です。
破裂して何万円も出すくらいならこちらの方が断然お得です。
事前に天気予報をチェックして気温が下がりそうな夜には実践しましょう。
・お風呂のお湯を張り追い焚き状態にする。
これは給湯器の凍結を防ぐための方法です。
比較的新しい給湯器には凍結防止センサーが付いているので
基本的には凍らないので自宅に取扱説明書がある場合は確認してみましょう。
ない場合はネットで自分使っている給湯器を検索すると説明書も一緒に掲載されています。
お風呂のお湯は追い炊きができる水位まで入れ
温度設定は最低(35℃ )にします。
この状態で一晩追い炊きをしていれば給湯器が凍る心配はありません。
・むき出しの水道管は事前に保温チューブを巻いておく
むき出しの水道管は基本的にはないはずなのですが
保温チューブが古くなってボロボロになっているものはあると思います。
その状態では気温が下がった時に凍結する可能性があるので
巻き直すか
上からもう一巻きして対応します。
わかりやすい動画があったので紹介します。
参考になるのでやってみてください。
使っているのは一般的な水道用の保温チューブ(300円/1本)
それを直に巻いていくという新しい発想です( ´ ▽ ` )
これでマイナス10℃まで耐えれるのですから
寒冷地以外はほぼ凍ることはないと考えていいでしょう。
私も実際に自宅の水道管に巻いてみたのですが
1本が2mの保温チューブで
1m30㎝ぐらいの水道管を巻くことができました。
用意するものは
・保温チューブ
・ビニールテープ
・ハサミ
・キャンバステープ
全てホームセンターに売っています。
そして全てホームセンターの方が安いです。
全部買っても1000円かからないので節約したい人にオススメです♫
凍結防止グッズは何があるの?
凍結防止ヒーター
凍結防止グッズで一番ポピュラーなものが
凍結防止ヒーターです。
これを直接水道管に巻いておくと
自動センサーで凍る前に温めてくれます。
電気代が気になる人は一緒に節電気を買います。
これで電気代が90%安くなります。
使い方の動画もあったので載せておきます。
・蛇口ヒーター
これは水道管ではなく蛇口に直接つけるタイプの凍結防止グッズです。
水道管は凍らないけど蛇口は凍るって人はオススメです。
車庫に水道が付いている人は凍る可能性があるので
つけておくと安心できると思います。
水道メーターの周りをタオルで覆っておく
ご自分の家の水道メーターの場所知ってますか?
こんな奴です。
出典先:新潟市ホームページ
これは水道の元栓にもなっているので
万が一水道が破裂した時にもこれで水を止められるので
事前に場所を把握して
雪が積もらないように雪かきしておくべき場所です。
水道メーターは見た通りほぼむき出し状態で外に設置されているので
ビニール袋の中にタオルを入れて水道メーターの中に入れます。
これで保温効果が出るので凍結しずらくなります。
・凍った時はどう対処するべき?
基本的には自然解凍を待つのが一番いいのですが
どうしても水がないとダメだという人は以下の方法を試してみてください。
もしも水道管が凍結した時の対処方法です。
・凍った水道管にタオルを当ててぬるま湯(50℃)をゆっくりかけていく
熱湯をかけると破裂する危険があります。
・室内の水道管が凍った時は
ホッカイロを貼る、ドライヤーで温めるという方法があります。
ドライヤーは同じ場所に熱を加えすぎないように注意してください。
水は出るがお湯が出ない場合は?
給湯器の吸水管が凍結した場合におきます。
吸水管にタオルを当ててぬるま湯をかけます。
水もお湯も出ない
凍結している場所が特定できない場合は業者を呼ぶか自然解凍を待つしかありません。
部屋の暖房をつけて室内を温かくすれば解凍されるのも早くなります。
アパートに住んでいる人は
一度大家に相談するのもありです。
前にも同じ症状で凍結していれば対応策を知っているかもしれません。
・水道管が破裂した時の対処方法は?
最初に知っておきたい破裂して流れた水道代はどうなる?
一般的には自己負担になるのですが
あまりにも多額な請求が来た場合は
減免制度を使える場合があります。
減免制度とは災害や故意でない破損で漏水になった時に適用される制度で
水道代を一部負担してもらえます。
これは県によって違いがあるので
直接水道局に問い合わせる必要があります。
減免できる場合は水道局から紹介された水道業者に修理を依頼します。
自分でできる対処方法
水道の元栓を止めます。
先ほど説明した水道メーターに元栓が付いています。
これをひねれば家の水は全て止めることができます。
出典先:新潟市ホームページ
あとは水道業者に依頼して修理を待ちます。
元栓も場所がわからない人は
蛇口の下に止水栓があります。
ここを捻ればその水道の水を止めることができます。
止水仙の種類は3つ
内ネジ式
ドライバー式
ハンドル式
出典元:https://www.rakuten.ne.jp/gold/tou-rt/washlet/installation.html
止水栓も見つからない人は?
その場合は今破裂している場所をタオルで押さえて
ガムテープでぐるぐる巻きにして水の勢いを殺します。
破裂した水道管を直す費用は?
水道管の修理の場所によって値段が変わってきますが
目安で1万円〜3万以上です。
・凍結修理 1万円以下
・水道管破裂修理 1万円以上(修理にかかった部品代によって値段が変わります。)
・壁・床内の水道管破裂修理 3万円以上(床・壁を壊した時の修理代も追加されます。)
・最後に
低温注意報が出ている場合は
多くの地域で水道管の凍結や破裂が起きる可能性があります。
その場合業者がすぐに来れない場合の方が多いので
その間は自分でできる対応をしていかないといけないんです。
2018年の大寒波の時は水道業者がパニックになる程電話が鳴ったと後日聞きました。
仕事よりも電話対応の方が忙しくて手が回らなかったそうです。
そうならないためにも事前に準備をして寒波が来た時でも落ち着いて行動しましょう♫
室内と違って気がつくのにタイムラグがあるので水道代も高くつきます。
屋外に水道がある人はつけておいた方がいい商品です。