サウナの外気浴を基本から学ぼう!時間や休む場所を詳しく解説するよ

ハブオ
外気浴をする上での注意点ややり方ってあるの?
友人
外気浴はサウナでととのうために必ず行うものだから、抑えておきたいポイントを順番に説明するよ

サウナの外気浴はサウナ室と水風呂で刺激を与えた身体に休息を与える時間です。そしてこの時間がサウナーが求めている時間「ととのう」を体感できる瞬間でもあります。

正しい外気浴をすることで、正しくととのうことができるので基本の外気浴から、外気浴がない施設の対処方法、混雑時の外気浴の仕方、事前に確認しておく注意点までそれぞれ順番に説明していきます。

私自身はまだまだ初心者なので友人のサウナーが教えてくれた内容を順番にまとめて記事にしてあります。それではサウナの基本から振り返っていきましょう。

サウナの基本的な流れ

ここではサウナに入る流れを簡単にまとめています。それぞれの詳しいやり方は別の記事で書いているのでそちらで確認してください。

サウナ前の準備

サウナに入る前に最初にやることは、十分な水分補給と水風呂から外気浴までの導線を確認することです。サウナに1セット入ると500ml近くの水分が汗として出てしまいます。なのでサウナに行く30分前を目安に水分補給をしておきましょう。

友人
水分補給が必要なのはサウナ前とサウナが終わって帰る前だよ。サウナ中の水分補給は止めよう
おすすめの飲み物
  • ミネラルウォーター
  • ミネラル入り麦茶
  • イオンウォーター

初めて行く施設では水風呂から外気浴までの導線はサウナ室に入る前に確認しておきましょう。

友人
ちなみにポカリスエットイオンウォーターはサウナ公式飲料にもなってるよ。サウナといえばイオンウォーター

体と髪の毛を洗う

サウナに入る前に全身綺麗に洗いましょう。身体を洗うことで毛穴の汚れも取れて汗をかきやすくなります。

サウナ室に入る


サウナに入るときは身体の水滴は拭き取ってから入室します。濡れたまま入るのはマナー違反になりますよ。
サウナに入る時間は6分~〜12分程度で、最初は入り口から近い場所で下の段から座りましょう。温度の低い場所からじっくり身体を温めていきます。いきなり上段に行くと身体の芯まで温まる前にサウナ室から出てしまうことになりますよ。

時間はあくまでも目安にして、ちょっと辛くなってきたと思ったらサウナ室から出ます。

友人
水分補給が足りなかったり、我慢をしすぎると脱水症状で倒れてしまうこともあるから注意して

水風呂


サウナから出たらぬるま湯でかけ湯するか、ぬるいぐらいのシャワーで汗を流しましょう。汗がついたまま水風呂に入るとお風呂の中が汚れてしまうし、他の利用者さんからも睨まれます。共同で使うスペースは綺麗に使いましょう。

友人
水風呂に入る時間は個人差があるよ。初心者は30秒程度、長くても1分〜2分以内で出るようにしよう

外気浴


ここからは時間勝負です。水風呂を出たら身体を拭いて外気浴に向かいます。イスやベンチに座ってゆっくり身体を休めましょう。

外気浴のやり方

では外気浴のやり方を深掘りしていきます。水風呂から出てからのポイントを一つずつ確認してみましょう。

水風呂から上がったら身体を拭く理由

水風呂で身体の表面温度を下げたら真っ先に身体を拭きます。タオルは近くに置いておくと良いでしょう。タオルが濡れている場合はあらかじめ絞っておきましょう。

身体を拭く理由は体温の急激な低下を防ぐためです。水滴が残っていると気化熱で一気に体温が下がってしまいます。

水風呂から外気浴の椅子までは最短距離で行く
水風呂から外気浴までは最短距離で行きます。サウナのととのいタイムは2分と言われています。サウナと水風呂で交感神経がビンビンに働いている状態からリラックス状態に持っていく間に交感神経と副交感神経が共存する時間帯が約2分間あります。それがととのいタイムと言われているんです。

ととのいイス、ベンチに腰かける


外気浴の椅子やベンチに着いたら目を閉じてゆっくり休憩します。顔にタオルをかけて視界を塞ぐとよりリラックスできます。

横に慣れるベットがある施設ならそこで外気浴するのがベストです。
横になる>リクライニングイス>普通のイスの順でリラックス度が変わってきますよ。

外気浴をする時間

外気浴の目安時間は5分〜10分程度です。ただし季節や個人差もあるので足元が少し冷えてきたかなと思ったら外気浴を終了しましょう。

外気浴がない施設や混雑時の対処方法

施設によっては外気浴ができないところもあります。そんな時は内気浴で休憩しましょう。サウナ用の椅子が必ず置かれているはずです。外気浴は必ず外に出ないといけないわけではありません。外気浴の目的は身体をリラックスさせて休憩することです。室内でリラックスできれば目的は達せられるので何の問題もないんですよ。

時間帯や曜日によっては混雑も予想されます。サウナに人集中するとととのい椅子が満席のこともあるかもしれません。これは順番待ちしている時間もないので洗い場の椅子や脱衣所の椅子など別な場所を確保する必要があります。

ととのい椅子がない場合の候補
  • 脱衣所の椅子
  • 洗い場の椅子
  • 湯船のヘリ(周りの迷惑にならないようなら)

利用状況は水風呂に入る前にチェックしておきたいですね。サウナ室から出た段階で見渡せるなら確認して座れそうな場所候補を見つけておきましょう。

水風呂後のととのいポイントと注意点

水風呂に入るとサウナで広がった欠陥と身体の表面の毛穴もキュッと締まります。それを元の状態に戻すのが外気浴です。身体を自然な状態で休ませることでフラットな状態に戻す作業です。休む場所は背もたれがあり、できるだけ静かで水風呂から近い場所がベストです。

また冬で外気温が低すぎる場合は無理に外気浴せずに内気浴でリラックスするようにしましょう。冬のサウナの楽しみ方はこちらの記事でも書いているので参考にしてください。「ととのう」とはどういった状態なのか科学的なデータも一緒に掲載しています。

冬のサウナで整わない人は必読!入浴のポイントを詳しく解説するよ

2023.02.23

最後に

サウナの外気浴を中心に解説してきました。ととのうためにはサウナも水風呂も外気浴も必要です。その中でも外気浴は身体をリフレッシュさせて、気持ちの良い状態を作るために必要な作業です。

まとめ
  • 水風呂から上がったら身体を拭いて外気浴の場所まで最短で移動する
  • ととのい椅子、ベンチに座り身体をゆっくりと休める
  • 顔にタオルをかけて視界を塞ぐ
  • 水風呂から上がってから2分間はととのいタイムになる
  • 足が冷えてきたら外気浴を終了する
  • サウナ後はミネラル入りの水分補給を必ず行う

サウナには細かいルールやマナーがあります。すべてを覚える必要はないのかもしれませんが、他の利用者の迷惑になることはしないように心がけてサウナを利用していきましょう。

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